vol.3 7月の着物コーデとパーソナルカラー
Introduction.
毎月1〜2回どこかの週末で、着物コーディネートと
ちょっとした着物との日々をマイペースに
たまに着物とは関係ない話もしたり
今回は、7月の着物コーデとパーソナルカラーの小話
気楽に読んでもらえたら嬉しいです
7月の着物コーデ | July Kimono Outfit
7月に入ると、仕事終わりに大阪から京都へ向かう道のりの光景が少し変わります
大体20時〜21時くらいの時間帯だから、帰宅ラッシュが落ち着いて、駅と施設を繋ぐ大きな橋や京都へ向かう電車も少し静まる
けれどここ最近は、遅い時間でも賑わいがあって、4〜5人で集まっている学生さん、大きなキャリーバックを引っ張っている人、華やかな服装のお姉さん
平日でも休日のような賑わいがあります
と、その中に赤や黄のリボンがついた後ろ姿が見えました
「お!浴衣だ!」そっか、7月だからもう夏のイベントが始まってるんだ
都心の梅田でも、浴衣祭りや盆踊り、打ち水など夏らしいイベントが開催されているみたい
夏モードの賑わいに、浴衣で出歩く人を多く見かけるようになりました
コロナも明けたし、浴衣でビアガーデンなんても素敵です
「せっかくだから着物を着よう」
着物が着れる人あるあるなのかもしれないけれど、浴衣が当たり前になると、少し差を付けたくってあえて着物を着たくなります
そんな7月の着物コーデは、麻の着物を
麻の素材はほんとに涼しくて、風が通った時のひんやりとした空気には驚きます
夏だから寒色系の涼しげな色味を選ぶのがいいかもしれないけれど、今回はベージュにしてナチュラルさを重視
着物です!というより、ワンピース感覚で親しみやすい雰囲気を作りたくて
着物に合わせて、帯周りも茶系でまとめました
優しい色合わせの中に、塩瀬帯のポピーの朱色が着姿を彩ります
塩瀬の帯が大好きで、初めて一目惚れして選んだ帯も塩瀬だったなあ
滑らかな質感と、水彩画のような表現につい目を奪われました
一見無地だけれど、よく見ると十字絣の麻着物
こういう着物の主張はしない確かなお洒落に、どっぷりはまっちゃうんですよね
無地だったり、細かな柄だったり、シンプルな着物が昔から好きでした
合わせやすいし、お気に入りの帯やコーデがよく引き立ちます
色の影響が強いから、体に当てるだけで雰囲気が180度変わったりするのも面白いです
今までのコーデを見返したら、無地っぽい着物ばっかり…
浴衣だったらガラガラも好きなんだけどな
全面が草花で埋め尽くされた浴衣があったり、着物じゃ絶対選ばないのに、何でだろう
夏はあえて着物とは言わず…また浴衣コーデも載せていきます
いつもと違う!と、思うかもしれません
着物とパーソナルカラー | Personal Color
「どの色にしようかなあ」
無地っぽい着物が多いから、着物コーディネートは柄でもなく素材でもなく、いつも色選びから始まります
気分がはっきりしてる時はいいのだけれど、一回迷ってしまうと延々と悩んでしまう
着付けの前に床が着物で埋め尽くされることがよくあります
迷ったとき、どうせなら、自分の似合う色や理想の雰囲気を作れる色を選べれたらなあ
そう思い、パーソナルカラーの勉強を始めました
ちょうど試験が7月上旬にあったので、慌てて勉強を始め、今は結果待ちです
社会人になっても、新しく学んで、活かせる場があるのは嬉しいことです
さてそんな今回の小話は、私がパーソナルカラーで学んだ、着物選びにも活かせる色の基本的な効果について、お話しします
すぐに活かせそうな色の効果を、4つに絞ってみました(今回は基本なのでお顔周りのこと)
①ブルーベースの明るい色で、パッと明るく色白さんへ
ブルーベースの色は肌の色味をなくし、さらに明るい色にすることで白くみせてくれます
最大限の美白効果とも言われるそうです
②鮮やかなイエローベースの色で、特別な日には華やかに
色味がはっきりした鮮やかな色は、目鼻立ちが際立たち華やかさを演出してくれるそう
イエローベースにすると、さらに若々しさもアップ
③少し濁ったスモーキーな色で、マットな肌質と上品な印象を
濁りのある色は、肌のキメが整いマットにみせてくれる効果があり、上品な印象を与えてくれます
④イエローベースの明るい色で、自然に明るい印象へ
イエローベースの色は、肌のクマや線を飛ばして顔の中の暗さをなくしてくれるそう
さらに明るさがあると、肌がトーンアップされ、自然と明るい顔色に
まだまだ色の持つ効果があるのだけれど、知りすぎると、逆に着物選びが難しくなっちゃいそうなので…この辺にしておきます
迷ったときに、参考にしてもらえたら嬉しいです
何より自分のテンションが上がるものを選ぶことが大切ですしね
さて今回はこの辺で
また次回お会いしましょう
たぶん浴衣かな
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Mari | from Kyoto
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