ハチ。
彼の感性には脱帽する。
曲作りは、深く深く深く潜り、ひたすら追い求めてギリギリまで思案するそうだ。
まさに、アーティスト。
自分の深い根っこの部分と向き合い、作品のテーマと照らし合わせ、どう表現するか。
それはもう、考えて考えて考えるそうだ。
そうして出来た作品が、世に送り出されて、伝わる。
世界中をも魅了する。
曲の確立した世界観と表現の幅の広さ。
歌い方も独特な雰囲気で、彼の存在を際立たせる。
が、彼はどうやらあまり目立つのは得意ではないらしい。髪で片目を隠してるのは、あまり内側まで見られたくないと言う心理なのかなと思う。
身長が高く、スラっとしたいでたちで、創造した世界観を歌う様は、個性の塊だ。
そんな彼を見て、憧れて真似をする若者達。
米民。
ファン達をこう呼んでいる。
大きな群れの先頭に立つ彼は、日々、自分自身と向き合い、制作活動をしているだろう。
彼を支えてくれる人はいるだろうか?
彼が紡ぐ詞は、時に儚く脆い、消えてしまいそうな雰囲気がある。
闇を描くから、支持されるのか?
闇と対峙しているから、英雄のように崇められているのか?
その行動は時として、彼を苦しめたりする事になりはしないか?
美しく、脆い、心の闇を紡ぎ出し、それが人々に影響を与え、感化させる。
矢継ぎ早に、曲を創れと殺到してるのではないだろうか。
彼の内側を、辛い過去を、受け止めて、共感してる人は、一体どれだけいるのだろうか?
いくら調べ上げても、本当に体験しないとわからない事は沢山ある。
ただの情報と実経験では雲泥の差がある。
とはいえ、私もまだまだ彼の曲を聴いたのは、少し。
彼の世界観に足を踏み入れたばかり。
今後彼がどうなるか、楽しみだ。
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