六花亭児童詩誌「サイロ」 2,3月号お気に入り
どうも、森たまみです。
つい最近まで色々とバタバタしておりましたので、先月、今月分とまとめての投稿にしました。
今回は2月770号、3月771号児童詩誌「サイロ」のお気に入り作品紹介していこうと思います。
サイロは北海道の老舗菓子屋・六花亭から生まれた児童詩誌です。
本誌はこちらから。(最新12ヶ月分が掲載されています。)
お気に入り作品
2月
色々な友だち
ばあば大好き
うれしいかなしいのさ
むかしからこのふとん
将来の自分へ
3月
おそろいだね
地球を守ろう
旬
ありがとうとごめんね
ありがとう
今月も素敵な作品をたくさん読み、たくさんの感情に思いを馳せていました。
そんな時、私はふと、なぜこの六花亭の児童詩誌を読み続けるのだろうと考えていました。
一つめは、六花亭という企業が好きだから。
六花亭のコンセプトは以前どこかでお話ししたかもしれませんが、地域の“文化”としてのお菓子づくり。地元の人に身近で愛されるお菓子作りをしていること。
自分も北海道に住んでいる身として、この土地を大切にする、という理念にすごく共感しています。
そしてもうひとつは、自分が乾かないため。
プロの文章って実際、難しすぎて何か身構えてしまうんですよね。何かあるんだろう、と。
そうなると、どんどん作品が遠ざかってしまう。それが悩みの種にだってなる。
けれど、子供たちの表現するものって、非常に素直で読みやすい。
それは表現方法がまだ確立されていないこともあると思いますが、その中身って実はプロの人たちが気づくこととさほど変わらないように思います。
むしろ子供たちの素直さを通してしか気がつけないこともたくさんある。
私は、そういう気づきの豊かさを感じるために読んでいます。
技術なんて、今すぐ身につける必要はないんです。それよりも世界を知ることの方が大事。
だから児童詩誌を読むことは私にとって、文芸の道に進む大きな勉強になっています。
こうやって改めて自分のやっていることを考えてみると、求めているものがわかるのはもちろん、やっていることに意味づけをすることで目的意識が増して、さらに効果としては高くなりそうですね。
今までのお気に入りはこちらにまとめていますので、よければご覧ください。
https://note.com/mmorita_mami/m/mb83a3f9079cd
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
みなさんの中で、この児童詩誌「サイロ」がひとつの文芸の楽しみとなりますように、これからも記事を書き続けたいと思います。