戦闘機をカッコイイと思えない

ひとの感性なので、文句をつけるつもりはない。むしろ、他者を矯正しようとする考え方とは正反対のものと理解している。

白い線を引いて青空を滑空する戦闘機や、重厚な装甲を纏って海原を進む軍艦。

の、どの辺りがカッコイイのか、マジでわからんのだ。

いや、確かに鮮やかな飛行技術や、キラキラ輝く機体が美しいことは理解できる。が、そもそも私がモノの造形よりも用途に惹かれるところがあるためなのか。用途を考えると、私の脳はどうしてもそれらをカッコイイと思ってくれない。

上の文章でも、造形についてしか触れられなかった。用途に触れようと(非ダジャレ)すると、

「低空を飛び、逃げ惑う市民を一斉に」とかなんとかそういう方向に行ってしまうんだよなあ。

そういう側面があるのも事実じゃないですか。というか、そのために作られたものですよね?

でも、カッコイイと思う人のほうが多いらしいことを、大人になってから知ってとても驚いた。

展示飛行のイベントがあればTwitterのトレンドにも上がってくるし、喜ぶ人がいなければイベントなんてしないだろう。

「乗ってる人を侮辱している」とか、「今使っているのは練習機」みたいな話ではないんだ。戦闘機をカッコイイと思う人は、それらのどの部分を愛しているのだろう?

戦闘機の用途も含めて大好きだという人がもし見ていれば、優しく(ここ大事)教えてほしいなあ。否定する気はないので。

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