Xデザイン学校 マスターコース #3 チーミングとビジョンデザイン 22.7.17
チーミングとビジョンデザイン
最近、自分がテーマにしていたことだった。
「あらゆるプロジェクトで、自分たちがやる意味をつくることで、より主体的に、ポジティブに取り組むことができるのではないか?」これまでの山崎先生の講義を聞いて、そのように考えるようになっていた。
多くのプロジェクトで、相手が何を考えているか分からず、ついネガティブな捉え方になってしまうことがある。相手やグループに対して批判的になったり、自分のストレスになる。プロジェクトが終わるころに、コミュニケーションが活性化して最後にはなんとなくチームがまとまる。最後にまとまればよいが、まとまらないことも多い。
せっかくやるなら、ポジティブに自分たちだからできることを探したい。我慢して仕事をすることは、誰得な話。
プロジェクト初期に、チーム作り出来れていば、不要なストレス、心配が減り、もっとポジティブに深い会話ができる。互いを成長させることができる。
心理的安全性
大人なんだから、プロなんだからと。面倒だし、軽視しがち。
深い対話や議論をするために必要であり、これがないと反対意見も発言しづらい雰囲気になる。心理的安全性があってこそ、自由に意見が言える。
目上の人やプライドが高い人がいると、反対意見を言いづらくなるもの。
日本人特有の空気が悪くなったり、気まずい感じを作りたくないというやつが、どうしても大きくなる。
互いの信頼が出来上がっていれば、ゼロにならないが、言いづらさがだいぶ少なくなる。
心理的安全性をつくる過程で、相手への理解があると、その人の発言の根底にあるもの、なぜそう発言するのか、ある程度想像しやすくなるので、聞きやすくなる。同じ意見でも、その背景をしっているかどうかで、捉え方が変わる。
1対1の会話からつくられる心理的安全性がある。グループとマンツーマンでは、心理的なガードの高さが違う。
人は、グループのほうがプライドが高くなる傾向があると思う。
議論に負けている自分を他の人に晒したくないから、不要な勝ち負け構図にはまることがある。本来、大事な気づきになるはずが、自分は間違っていない、相手が間違っている根拠を探すのは、実に不毛。自分を含め、結構あるある。
そういうことが発生したら、マンツーマンの対話で解消して、次に臨むがよい。
ラダーダウン(具体的に)・ラダーアップ(なぜ?)
あらゆる状況で活用できる手法。相手への興味理解はいつでも大事だが、人間だから様々なことから関心を持てないこともある。その時にラダーダウン・ラダーアップを意識すると、自動的に質問ができる気がする。
一方、批判的対話は難しい。批判が特にない状態で、批判を見つける行為に慣れていないので、シンプルに思い付かないw 。これは練習が必要。「こういう考えもあるけどどう?」と言う癖。
グループワーク
個人のビジョンを互いに掘り下げながら、グループのビジョンを作り上げていくワークは興味深い。コツが必要そうだが、何度かチャレンジすれば、できるようになる気がする。なりたい。
個人のビジョンは、数分で作ったものなので、果たしてそこまでの想いがあるかという疑いもあるが、個人のビジョンを掘り下げる行為は、チームの対話に有効だと感じた。
他グループが実践していたような、ここは違うけど、ここは似てるね。という書き出していくことは、議論を作業化するうえで有効に思えた。
また、山崎先生から指摘を受けたが、イラストを用意出来なかったので、次回以降は、既存のものを活用してでも何か用意したい。
基本的に抽象度が高い話なので、イラストがあるとしっくりくる。
グループの個別ワーク
前回講義後にメンバーで集まり、ビジョンをつくるというワークを試みていたが、上手くまとまらなかった悔しい思いがあった。
あらゆるシーンで必要になってくるので、自分的に掘り下げておきたいたい。
▼個別ワークの内容
👬 目的:
個人の価値観(想い・考え)の発散とすり合わせを通して、このチームが、どういった存在になりえるのかをイメージしてみる。
Why, How, WhatでいうWhyを考える。
🎯 ゴール:
チームのビジョン(ミッション、バリュー含む)のようなものが、みえてくると良い。
🤔 なんとなく考えておいてもらえると良いかも:
仕事で大事にしている価値観(現在と未来あれば)
生き方で大事にしている価値観(現在と未来あれば)
Xdでなにを実現したいか(個人の狙いや意図)