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メープルシロップをたっぷりと

前々日から眠れなくなるくらい楽しみにしていた日。

そんな日だからこそいつも通り5:30に起きる。もう少し目を瞑ってもいいかなって思ったけど、楽しみで興奮し始めたから諦めた。それよりも後数ページで読み終える本を少し読んで出かける支度を始める。待ち合わせまでまだまだ時間はあったけど、今日は中目黒まで行くんだ。早く着いてその町で本を読みたかった。

土曜の朝なのにすでに人が多くて特急は座れない。東京の異常さはいつもと変わらなくて安心さえ覚える。その時読んでた本は、小原晩さんの「ここで唐揚げ弁当を食べないでください。」だ。読書好きの友人に借りた本だった。短くて面白くてぶっ飛んでた。

中目黒についてからもその本を読み続けて読み終わった。本当は今日返さないといけなくて、慌てて読んた。あの後は、中野信子さんの「感情に振り回されないレッスン」。これ、あと5日後には図書館に返さないといけなくてやばい。この量を読めるか不安だ。

そんなに読み進められないまま、「Breakfast club」というカフェで朝食を食べた。アメリカンダイナーな雰囲気があり、そこはもちろん頼むものもアメリカンなものにしなくては、と思いミルクパンケーキにソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグを追加した。
こんなジャンキーなものを朝から食べるなんて罪悪感だなと思ったけど、さらにジャンキーに追い打ちをかけた。メープルをたっぷりかけた。甘じょっぱいスーパージャンキーブレックファーストの完成。なんで、甘じょっぱいっておいしいんだろう。この味は、罪の味だと思う。イブだってこんなおいしいものがあったら蛇にそそのかされなくても食べちゃうよ。総じて最高のブレックファーストだった。

その後は、本屋を巡ったりスポーツ店に付き合ってもらったりした。それでもまだ15時過ぎ。お茶でもしようかとルミネエストの8Fのカフェへ。カフェだけど、お酒もあったので結局少し飲みことに。お酒とおつまみを注文して、二人で止めどなく話続けた。(主に私が。)私が受けたハラスメントについてや、ペットロスのこと、など。でも、ほとんど私の推しのマッチョについて語りまくった。このマッチョのこの筋肉がいいだのエロいだの。そして自分の好みのマッチョについて語り倒した。自分がマッチョに並々ならぬこだわりと思いを持っていたなんて信じられなかった。イケメンマッチョについて是非ともまた語りたいと思ったし、なんか書けそうなネタだなとも思った。

帰りは、少しウインドウショッピングをして解散した。あんなに早くから起きて行動してたから一日が長いだろうなって思ってたのにもう解散なんだって悲しくなった。また、友人に会うのは一か月後とかなんだろうなって思うと電車の中ですでに会いたくなってた。ここまでなんでもさらけ出せる人いない。もし過去をやり直せるとしても、彼女に出会えないかもしれないのならやり直すのを躊躇うかもしれない。それくらいの人だ。一か月、またネタを貯め込んで話し倒そう。

相変わらず夕方でも外は暑いし汗が止まらないけど、今日は彼女への熱も加わっているからだろう。


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