岩瀬さんとの共作あれこれについて
天満橋にある古いビル、タツタビルの地下でクリスマスマーケットがあって、遊びにいって、その時に出店されていた。2017年ごろの話。
壁にご自身で描かれたペイントの布が飾ってあって、見ていたら「これで服を作れる人を探しているんですよね〜」みたいな話をされて、「ぼく、できますよ」と。
布の相性から服というよりましかくワンピース型の貫頭衣は?という提案をして概算を伝えたら、「じゃあこの布持って帰ってください」と、その場で販売されていたペイントの布を渡されたんだった。
今思うと、あのスピード感こそ、
"iwaseyuka"だなぁという感じ。
その後shelfでの展示で、受注や在廊時スタッフの方で共作のワンピースを着てくださったりしていた。
あの時、サルエルパンツのmidiさんと作品が隣合わせで並んでいました。
若桜のギャラリーカフェfukuでも絵衣というタイトルでご一緒したり。
堺にあるドライフラワーのお店、八花堂さんの床にペイントする際に呼んでもらったり。
あの時は防寒用品、マフラーや巻きものも作ったな。
北区は豊崎長屋にあるギャラリーヨルチャの隣棟、FLATにて開催したiwaseyuka×MMM MADEのCATALOG展にて、一旦まとめをしました。
ワンピース、ベスト、バッグ、コート、帽子など、各種MMM MADEのアイテムと岩瀬さんによるペイントの作品の即売と受注会でした。
我々作り散らかしがちですよね、みたいな話をしていた。
千本ノックみたいだね、だとも 笑
意外とスポ根なのでした。
なんとなくCATALOGで一旦やり切った感はありました。
その後MMM MADEのスケジュールが詰まり出し、元々多忙だった岩瀬さんの仕事量が目に見えてさらに増え、
年間膨大な数の展示をして、単発のイベントでオンオーダー(抽象似顔絵のような対面製作)もして、個人
宅や店舗にむけてオーダーワークスもして、革作家やアクセサリー作家との合作もあり、
披露する会場はどんどん大きくなり、全国におもむかれるようになって。
間に合わないのでは、という過密なスケジュールでも間に合わせてしまう手の速さとなのに作品自体は弱くならないことに、もう途中こわくなるほどでした。あの人どうなってるの…と。
一時期心配になるくらいでしたが、それは杞憂で。
今回は挑む気力が足りなかった、と言う時でさえ軽やかで、なおかつ楽しげに見えました。
不思議なのは、表現や活躍の幅を広げる一方で、絵に対する姿勢というか、観覧するお客さまへのアプローチというか、最初お会いした時からあんまり変わってないように見えて、それも岩瀬さんだなぁという感じです。
◯展示会のお知らせ◯
2023/12/7(木)-10(日) 11:00-17:30
絵と布もの PAINT&FABRIC
at キタノヴィレッジ @kitanovillage2015
🗺大阪府貝塚市海塚71
南海本線貝塚駅より徒歩7分 🅿️有
画家 @iwase_yuka
サルエルパンツ製作 @midi_sarouel
布もの製作 @mmm_made_m.tsujioka
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