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カザフ定番お土産 РАХАТ

こんにちは。

カザフスタンのお土産といえばチョコレート。

そのカザフのチョコレートメーカーのひとつが、LOTTE傘下のРАХАТラハットです。

お土産用には、カザフブルーのパッケージのものやカザフっぽい絵柄のものを購入される方が多いと思います。

今回は、スーパーで買えるラハットの小さいチョコレートを15種類試してみました。
写真とともに感想を書き連ねます。

ほとんどの場合スーパーでは量り売りで、1粒(およそ10円)から購入することもできます。

基本的にはどれも飲み物必須の甘さ(日本のミルクチョコレート程度〜それ以上)です🍵

Белкаビェゥカ  озорницаアザルニツァ(いたずらリス)

まず、名前が可愛い。アーモンドベースのプラリネに砕いた胡桃が入っている。比較的甘さが抑えめで、日本人にも向いていそうな味。

Грильяжグリィリシュ(ブリオッシュ)

カリカリにキャラメリゼされたナッツがチョコレートでコーティングされている。甘さの中に、キャラメルのほろ苦さが感じられる。

Грильяжグリィリシュ  Абрикосовыйアブリコサヴィ(アンズのブリオッシュ)

ヌガーのようなねっとり食感。フルーティーなキャンディーのような甘さで喉が渇く。ナッツの食感は弱め。

Буревестникブリヴィェスニク(ミズナギドリ)

中身はバニラ風味の柔らかいキャラメルのようなペースト。これまた喉に来る甘さ。

なぜミズナギドリ?と思って、軽く調べてみましたが理由はよくわかりませんでした。

ミズナギドリは嵐の中でも飛び続けることで知られており、
ロシア文学では、変革や革命の前触れを表す象徴として使われているんだそうです。

Цитронツィトロン(柑橘)

中身は爽やかなレモン風味のフィリング。でも砂糖ベースのフィリングなので、やっぱり甘い。

Мармеладマルミラト(マーマレード)

ゼリーキャンディーがチョコレートでコーティングされている。中のゼリーは赤かったり緑色だったり。甘さは比較的控えめ。

Конфетыカンフィェティ(お菓子)

中身はコニャック入りのとろっとしたフィリングで、ほんのりお酒の香りで大人向け。でも甘みのほうが強い。

Вечерヴィェチェル(イブニング)

柔らかいキャラメルのような食感。上述のконфетыよりお酒の味が強め。RummyやBacchusのようなアルコールチョコレートが好きな人におすすめ。

Глорияグロリャ(栄光)

ホワイトチョコレートの中は、ヘーゼルナッツ風味のフィリング。他よりお値段が少し高く、味も高級チョコレートらしい感じ。

Passion

とても甘いけど、口当たりが柔らかくスッと溶けるような食感。ミルクに溶かしても美味しそう。

Маскаマスカ(仮面)

カシューナッツベースのプラリネ入り。お酒が入っておらず苦味もないのに、なぜかちょっと大人っぽい味がする(?)

Алтынアルティン  құмクム(黄金の砂)

ウエハース入りのちょっとサクサクした食感。少しコーヒーのような風味がある…ような気がします。

Сказкиスカースキ  детстваヂェストヴァ(子供の頃のお話)

ピーナッツベースのフィリング入り。ウエハース入りで、少しサクッとしている。甘さは比較的抑えめ。

Мишуткаミシュートカ(テディベア)

ウエハース入り。あまり特徴的な味ではなく、食べやすい。

Умкаウームカ(ウムカ)

ウエハース入り。これまたあまり特徴的な味ではない。

ウムカは、ソ連アニメ「ウムカ」の主人公であるシロクマの名前だそうです。

この、紙で菱形っぽく包まれているシリーズ3種は、
味と食感がどれも似ており、甘さは比較的控えめに感じました。
お茶請け、おやつとして食べやすいですし、パッケージがかわいいので、特にお土産向きかなと思います。

おまけ

チョコレートだと思って買ったら、木苺風味のキャンディでした。例に漏れずすごく甘い。

カザフスタンにいて思うのは、日本ってお菓子の種類が本当に豊富だなということです。
和菓子、洋菓子、さらにそれぞれが現代流や日本流にアレンジされていたり、駄菓子というジャンルがあったり。
面白いなと思います。

カザフのお菓子にも色々ありますが、日本ほどバリエーション豊かではないと感じています。
そんな中、種類豊富で目にも楽しいミニチョコレートエリアが私は結構好きです。

ラハットのミニチョコレートについては、公式サイトで概要や原材料を知ることができます。
※カザフ語、ロシア語、英語、中国語対応のサイトです

お土産でチョコレートを購入される際は是非チェックしてみてください🍫

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