カザフ生活のはじまり
こんにちは。
夫の駐在についてきて、先日カザフスタン共和国 アルマティ(アルマトイ)に住み始めました。
アルマティはカザフスタンの旧首都です。
国内最大の人口を抱えており、南の首都とも言われています。
そんなアルマティでの駐妻ライフについて、これからつらつら綴っていこうと思っています。
今回の記事では、10日ほど住んで気づいたことや感じたことを少し書いてみます。
気候と環境
夏のアルマティは暑いです。
晴れていれば日中の最高気温は30度を超えることが多く、日差しが容赦なく照り付けます。
サングラス必須🕶️
ですが空気が乾燥しているため、日陰に入ると暑さがスッと和らぎます。
気温も湿度も高い日本の夏とはかなり違いを感じます。
曇りの日や日没後は暑さを感じず、とても過ごしやすいです。
ちなみに冬は-20度を下回ることもあり、極寒です。
雪も積もります⛄️
セントラルヒーティングがあるから、冬の屋内は暑いくらいだよ〜
と 先に出張で何度か来ていた夫が話していました。
環境面では、日本と比べると大気や水が汚染されているのを感じます。
マンションの窓から見渡せる市街地の空気はほぼ毎日霞んでいるし、
朝の通勤ラッシュの時間帯には黒い排気ガスが滞留している様子が見られます。
ちらっと調べたところ、PM2.5の濃度が高いらしいです。
また、カザフスタンではごみの分別がされていません。
すべてのごみを同じゴミ箱に捨てられます。
利用者としては楽ですが、環境には良くなさそうですね。
でも、まだ数は少ないもののリサイクルボックスが設置されていたり、
エコバスと書かれた環境に優しいらしきバスが走っていたりもします。
きっとこれからエコ意識が高まり、環境改善が進んでいくのかな〜と勝手に期待しています。
治安
まだ住んで日が浅いのでなんとも言えませんが、治安はとても良いように感じます。
交通量が多く、信号のない横断歩道も多いのですが、
歩行者がいればすぐに止まって横断を待ってくれる車がほとんどです。
また、道端のベンチで寝ている人、車のドアを開けっぱなしで寝ている人、よく見かけます。
暗くなってから外で遊んでいる子供達もよく見かけます。
少なくとも日中は女性1人で出歩いても全く問題ありません。
とはいえ日没後の小さい道は街灯が少なくて真っ暗なので、買い物や用事は明るいうちに済ませておくようにしています。
幸い今のところ出会っていませんが、悪い人はどこにでもいると考えて、ある程度用心することは必要でしょう。
アルマティの人々
在カザフ日本大使館が作成した2021年時点の資料によると、
カザフスタン住民の66%がカザフ人、21%がロシア人、次いでウズベク人、ウイグル人、タタール人…と続くそうです。
街を歩いていると、アジア系だけでなくヨーロッパ系の顔立ちの方もよく見かけます。
先日、タクシーの運転手さんに
「日本人?カザフ人だと思ったよ」
と言われました。
日本人がカザフ人だと思われることはよくあるようです。
現地人だと思われているので、街中で老若男女様々な人にカザフ語やロシア語で話しかけられます。
(ほとんどの人がカザフ語とロシア語の両方を話せるようですが、聞こえてくる会話はロシア語のほうが多い気がします)
何を話されているのかはさっぱりわかりません。
雰囲気的には、道を訊かれている感じだったりお店の売り込みだったり、ただの世間話だったり。
10代前半かそれ未満と思しき子に話しかけられることもあります。
日本では知らない大人に声をかける子供はほぼいないので新鮮です。
(ただ話しかけてくる子もいますが、物乞いをする子供たちもいます。カザフ人の友人曰く、物乞いをしているのはカザフ人ではなくジプシーだそうです)
他人に対して友好的というか、気軽に声をかける人が多いのかな〜と感じます。
でも、これは海外あるあるかもしれませんが、店員さんの対応は基本的にクールです。笑
小さなお店だと終始無言(そして真顔)で対応されることもあります。
ぼったくられたりしなければまあいいか、とは思っているものの、
にこやかに接客してくれる店員さんに出会うとやっぱり嬉しくなります。
夫曰く、日本人だと言うと機嫌を良くする方が多いとのこと。
ロシア語の先生も、日本には良い印象を持つ人が多いよ〜と話していました。
物価と食事状についても書こうと思っていましたが、
長くなりそうなので次回にします。
少なくとも現時点では、アルマティは都会的ながら自然環境にも恵まれており、住みやすくて良いところだなと思っています。
日本との違いによる戸惑いは海外生活には付き物ですが、
それも含めて楽しく過ごしていこうと思います。
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