見出し画像

あなたは性格診断でカテゴリー化できない

こんにちは❁

皆さん性格診断や
流行りのMBTIをやったことは
ありますか?


これらについて
ちょっとお話します。


***

性格診断やMBTIは
自分を知る為のツールとして
やったことがある方や
気になる方
他人の結果が気になる方
いらっしゃると思います。


まず、これだけははっきりと
言わせてください。


ネット上でできる
無料の性格診断やMBTI診断は
信頼性や妥当性が低いです。

信頼性と妥当性は心理学の研究において大切なことで、
信頼性とは、同じ測定を何度もやっても同じ結果が得られることを言います。何度やっても同じ結果が出れば信頼性が高く、何度やっても異なる結果が出る場合は信頼性が低いとされます。
妥当性とは、そのテストが本当に測りたい内容が測れているかを表す指標です。理論的に正しいか他の測定や現実と関係性があるかを指します。


それを踏まえて
なぜ、こんなに性格診断が
流行っているのかというと

他人や自分のことをカテゴリー化して
シンプルにするためです。


例えば、リーダーを決めるという時
外向的な人は
リーダー向きで人と関わることが得意
内向的な人は
リーダーに不向きで人と関わることが苦手

こういうことがわかっていたら
あの人は外向的だからお願いしたい
適材適所だと判断材料の1つになります。


ただ、このシンプルさに
ちょっと問いたいのです。


性格診断、MBTI診断の結果が
ゼッタイになっているなら
ちょっと待ってほしいのです。



なぜなら
人間は多面性です。
結果として出たものが
ゼッタイではありません。

言葉としては

”その傾向がある”
”その面が大きめ”

くらいに思っていた方がいいです。

誰もが、外向的内向的
どちらの側面も持っています。

場面や状況によっても
変わります。

そして、カテゴリー化して
シンプルにすることによって
そのカテゴリーが良い悪いという
判断をするようになります。


私には内向的だから
人とのコミュニケーションが
苦手なんだ…とか
人と関わる仕事がしたいのに
内向的だから向いていないかも…


自分は〇〇だから…と
決めつけるのはやめましょう。


自分を決められたカテゴリー化
するのではなく
私は私でいるようにして
良い悪いでジャッジしなくていい
カテゴリー化できるほど
単純ではないから。


人間は多面体だからね。


いいなと思ったら応援しよう!