コスモスミッション 密輸業者を一掃せよ
ヨイウル・フェスティバル!
アイスストームによってニューエデン全域がサンシャ国の脅威を受け、ワイトストーム戦闘サイトをマローダー達が競って争う様を尻目に私はアルギンタルコンステレーションに赴いていました。
ガレンテ連邦のコスモスミッションを受けるため…ではありません。
コスモスミッションに関しては過去の自分の記事に詳細があるのでそちらをご参照いただければと。ざっくりまとめると、EVE最古のコンテンツであり、それゆえに手入れの難しいブラックボックスと化したミッション群のことです。
コスモスミッションが抱えていた問題については何度かGMと意見交換をしましたが、「修復困難なコンテンツのため、CCPから援助はできない。UNI-WIKIを読んでくれ。(要約。現在は修正済み)」との返答。
いやー、読んだところで書いてあるアイテムが出てこないんじゃあ、どうしようもねえんだよなー、とコンテンツに対して諦めがついていたのですが、フォーラムでの情報収集中にとあるCOSMOSミッションに関する記事を見掛け、即日ジタで準備を整え現地入りした次第です。
無限ラッティング
COSMOSミッションの一部の戦闘サイトは、倒した敵艦が定期的にリスポーンします。サイトによっては敵艦に懸賞金が掛かっていたりいなかったり、市場価値のあるメタモジュールをドロップしたりしなかったりします。残骸については倒した敵艦がデッドスペースに紐付けられているのか、ストーリーラインに属するものなのかでドロップ品が変わってくるようです。
戦闘サイト自体はエージェントからミッションを受けていなくても、アクセラレーションゲートに設定された船舶制限を満たしていれば、オーバービューに常に表示されているビーコン目掛けてワープすれば誰でも入れます。地元民からは一種の狩場として認識されているようです。
CCPが最も忌み嫌う行為といえますが、おいしい条件の整ったサイトも利益の大部分をMTU(モバイルトラクターユニット)が集めた戦利品とサルベージ資源が占めており、それを巡ってのカプセラ同士の争いが少なからずある…ということでCCPからは長年黙認されているようです。とはいえ、あまりに収益性の高かったサイトは過去に下方修正されているようですが。
今回居座った密輸業者のサイトもSS(セキュリティステータス)が 0.5 、[ジタ]←→[アマー]のハイセク商業航路の道中なので、少しでも隙を見せればハイセクギャングのブラスター砲の餌食になるでしょう。他者と競合した時点で収益が見込めなくなるのも考えものです。
おわりに
ついでにミンマターはメトロポリスのアニコンステレーションのCOSMOSサイトも覗いてみたのですが、UNI-WIKIの戦闘サイト解説記事の「デッドスペース扱いではなく、戦闘サイトのどの位置にも自由にワープ可能」という記述を見て、対応する間もなくギャングに襲撃され蜂の巣となった自艦の姿が脳裏に映ったので早急にジタに引き上げることにしました。都合の良い儲け話はそうそうないということです。逆に、実入りが少なく人気のないサイトはセキュリティステータスを持ち直すのに使える…のかも。
一般的なアクセラレーションゲートを用いるデッドスペースはランディング位置のビーコンから自艦を遠ざけ、ビーコンにカメラを注目させて環境音を最大にしておけば、襲撃者のランディング時の効果音に反応して自艦の生存率を高められます。戦闘音がやかましくなるので、タレットとランチャー、爆発、ミサイル効果辺りは設定でオフにした方がデスクトップ環境にやさしいです。
もっとも、ローカルチャットでの人相判断やDスキャン等、サイト内で襲撃者と遭遇する前に対処できるならそれにこしたことはありませんが。
しかしまあ、宇宙空間で音を聞き取るというのも変な感じがします。よくイベントで配られている宇宙船用の花火も、カメラドローンが取り込んだ映像をAIがシミュレートし、船内に花火の音を流しているとのことなので、随分と気の利くAIをこの時代の船は積んでいるのだな、とジタ前の花火大会を見るたびに思うのでした。