浄化、そして断ち切る
「支配者」と「奴隷」
「加害者」と「被害者」
それを結びつけていたのは「恐怖」と「服従」
この循環はもう終わりにしよう
次の世代にこれ以上受け継いではいけない
代々受け継がれてきた恐怖
それに服従しなければ生き残ることは難しい社会だった
そして恐怖に取り憑かれた人はどっぷり入り浸り、恍惚に似た感覚を覚える
自覚がなく、その感覚がなくなると、とにかく焦る
無自覚というのが非常に厄介であった
理由もわからず、何かを欲し、スパイラルに陥る
そしてその状態に気付くことも難しかった
私はその働きが極まったものを「悪魔」や、その循環を「カルマ」と呼んでいる
軽いものは「七つの大罪」に含まれる
自覚するようになってから、全知全能の神になったような気分になる、もしくは何かしら神聖な景色を見たり、啓示を頂いた
「ここまで耐えたのだ、お前にはその資格がある」と囁いていた
そして正式に契約する(書類とかではなく誓う)と、欲しいものなら何でも手に入る
それはとても美しいが、代償があった
その存在はいつもそばにいてくれるわけではない
なので生け贄を捧げ(人々の恐怖や魂)、もしくは純愛を捧げ(自らの魂)、私はここまでやったのだと証明したくなる
その存在とは何だったのか?
神話でいう、ルシファーかガブリエルに相当すると考える
人によっては死に誘う悪魔、救いの天使に感じるからだ
もしくは救世主や神、仏のように見えるかもしれない
しかしその存在、エネルギーそのものに善悪の概念はなく、ただ超越的な力を持っていただけである
なぜなら私たちは本来そんな性質ではなく、純粋な魂だからだ
ただの通過点だったと今は認識している(でも時代変革には必然な働きかもしれない)
それならこの循環が生まれた根本はどこか?
私は悪魔崇拝者、権力者の頂点だと考えている
しかし人間の力はそこまで大きな影響力を持つことは出来ない
恐怖というエネルギーそのものが人々の信仰心によって実体化し、多大な影響力を及ぼしていると考える
つまり信じるという行為、信仰心がすべての始まりだと考える
ニーチェでいう、
「辰星は神が動かしているのではなく、時は物質が進めているのだ。」
「いや、光あれだ。この神の最初の一撃がなかったら、一体どうしてこの宇宙は始まったか。」
宇宙のサイクルがそうなだけなのか、神の働きなのか…
鶏が先か、卵が先かは永遠の謎である…
もっと身近な話をしてみる
家族の権力構成、学校生活を思い出してほしい
いじめや虐待の隠蔽など
声を上げたものは徹底的に潰されてこなかったか?
そんなことで音を上げていたら、この先社会で生きていくことはできないと大人に説かれなかったか?
そうして純粋な子どもたちは、わけがわからず、社会とはこういうものなのだと絶望し、順応できるように恐怖を受け入れていく
そしてそれがいじめに繋がったり、虐待になる
加害者と被害者の誕生である…
そうするべきで、そうでないと置いていかれて死んでしまうのだ
でももうこんなことは断ち切りたい、終わりにしたい、しよう?🥺
この根本は許す、許さないの問題ではないと考える
ここが非常に繊細でトラブルが発生しやすいと思う
なぜなら耐えてきたものたちの恨みは生半可なものではなく、この世界をぶち壊してやろうと殺意が湧くほどのトリガーになっているからだ
私はこれまでたくさんのセクハラや痴漢を受けてきた
加害者は何も考えておらず、犯罪の自覚もなく、被害者がどんな思いをするのかも想像できない人間以下だったのだ、と言い聞かせることで何とか自分を保っていた
言い換えればとんでもなく欲に忠実な真性サイコパスだった
それから私は行き場のない復讐心に駆られ、すべてを見下し、人々が怯え、順応することに一種の快感を覚えていた時期があった
そうして私は過剰な男性性を培った
性別ではなく性質の話である
亭主関白、男尊女卑の極みである
そしてロリコンの誕生である
それがペドフィリアである
フェミニズムの問題もここに値すると考える
この日本社会の在り方に対し、絶望し、反抗し、最もなりたくないものになっていたのだ
心でだけではなく、ここで懺悔する
傷つけられた心を、無自覚に伝染していたのだ
そしてもうこんな想いを次の世代に受け継いでいくべきではない
私たちから変えよう
恐怖や不安からの選択ではなく、愛で一つ一つ丁寧に選んでいこう
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