葛藤の見極め
今、智慧をいただいて解決したので共有する。
私には葛藤があった。
一つはカルマや宇宙法則の教学に触れられず、同じ苦しみを繰り返している人々を見て、なんて哀れなんだろうと慈悲を抱き、何度も涙した。
あなたの苦しみは全く同じ体験をしていなくても、そのエネルギーを小宇宙で感じます。
あなたの痛みが私の心でよみがえります。
苦しみの渦中にいるあなたはとても辛いでしょうが、法則を越えられないまま何もできない私も辛かった。
同時に慢心だとも感じた。
お前は可能性を見限るのか。
だから授かったこの魂を最大限発揮できるように日々精進する。
それが何よりの、個として、そして全の近道だと直観した。
もう一つは以上より少し視点が異なる。
目の前の苦しみの現象は、過去に自分が一石を投じたカルマが現れており、どう決断するかこの瞬間で見極めていくということ。
そうすれば因果関係は断たれ、調和に戻ってゆく。
つまり慈悲を抱き、慢心だと内省し精進するが、それは自分のカルマだったかもしれない…という二つの視点で板挟み状態になっていた。
認識してから随分と忍耐力がつき、感情に振り回されず静観するようになった。
以前より昇華したものの、それでもゆるやかに心の糸は絡み合い、その果ては見えたので、どうすればよいか教えを学んだ。
それは非常にシンプルで何度も痛感したことだった。
ありのままに観ること。
「これが自分」という認識は執着に過ぎず、自他を分けるからこそ葛藤や争いが起きる。
誰の苦しみとか、喜びとかじゃない。
所有は幻想だ。
誰だってどうでもいいことじゃないか。
そんなことは重要じゃない。
なぜなら境界もない、分霊で、同じ源から来てるんだ。
言葉さえわずらわしい。
存在する生命に備わっている力だ。
だから瞬間瞬間の決断にかかっているんだ。
言うことは簡単だが、実践は集中力を要する。
今日死んでもいいように生きていたい。
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