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「あの人は頭が悪い」は「わたしの思い通りにならない」では?-仕事の話

こんにちは、MMM(まみむ)です。

このnoteは、誰かの人生で手助けになることをテーマに発信しています。

「あの人、本当に頭が悪いんだから!」
そういう言葉が職場で聞こえてきました。

わたしはふと思ったのです。
「頭が悪いって、何をもってして頭が悪いというのだろう」
「IQ?」

そして行き着いた結論は
「頭が悪い」といいながらも、実のところ
「特定の人に何かをしてほしかったが、上手くいかなかった」
なのでは?と。

この記事は、周りの人に対して
「あの人、頭悪くない!?」
と他人に不満を持ってしまう人へ。
あなた自身の「不満」に対する振り返りのお手伝いができればと思います。



1.仕事中に聞こえてきた話

仕事中、このような悩みを聞きました。

「上司に企画の話を聞いてるのだけれど、今それ聞く!? ってタイミングで聞かれたり、判断をして欲しいのにうやむやにされたりする!」
「あの人やっぱり頭悪いんじゃない!?」

わたしはこの話を聞いて、
何かしらあなたの思い通りにならなかったんだな。
と思ったんです。

「頭が悪い」という言葉でまとめられていますが、かみ砕くと「上司が思うように動いてくれなかった」が正しいのかな? と感じました。


2.じゃあ、何をしてほしかったんだろう

ともなれば、やることは明確で

  • 何をしてもらいたかったのか

  • それをしてもらうには、自分はどのように動けばよかったのか

これを振り返って書き出してみたらいいのです。
そして未来に同じことが起こった時、二度目を起こさないように働きかける。

他人を動かすのは難しいけれど、自分が動くことで他人の動きが変わる可能性があります


3.考えてみよう

「上司に企画の話を聞いてるのだけれど、今それ聞く!? ってタイミングで聞かれたり、判断をして欲しいのにうやむやにされたりする!」
「あの人やっぱり頭悪いんじゃない!?」

これを例にしていきましょう。

<何をしてもらいたかった?>

  • わからないことは事前に聞いてほしかった

  • わたしたちと目線が合うレベルまで内容を把握してほしかった

  • 企画に対して結論を出してほしかった

でしょうか。

<自分はどうすればよかった?>

  • 企画の内容を事前に上司とすり合わせ、お互いの目線合わせをしておく

  • 結論を出したいと促す。それでも濁す場合は、何が引っかかるのか聞いてみる

でしょうか。
渋っている人に本音を聞くと、意外とポロポロ出てくる印象があります。


4.人は「使えない」ではなく「使う」のだ

と、上司が言っていました。
自分より役職が上だろうが、なんだろうがこのスタンスだと。
なかなか強い言葉だな……と感じた次第です。

わたしはこの言葉を聞いた時に、使役の印象が強く、悪いイメージを持ちました。
しかし、上司はとても前向きな意味で「使う」と表現していました。
わたしが悪印象だったのは、「人」に対して「使う」と表現していたからかもしれません。

上司の言葉を良い表現で言い換えれば、
人は「動かない」ではなく「動かす」のだ”
でしょうか。

この方がわたしにはしっくりきます。
みなさんはどうでしょうか?
「動かす」より「使う」の方がしっくりくる方も、中にはいらっしゃると思います。この辺りは好みの問題でしょう。自分がかみ砕ける方のニュアンスで良いかと思います。


5.おわりに

職場での体験談でした。

言葉一つとっても、裏側に隠される心理が色々あることに気づかされます。
社会人の口からふと出てくる「頭が悪い」という表現は、単純に相手をバカにしているわけじゃないのでしょう。
単に「不満」だから出てしまうのかな? という。
不満を解消するには、結局自分が動かないといけないのでしょう。
という話でした。

この記事が、あなたの「不満解消」の役に立ちますように。

2025/02/27 MMM(まみむ)

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