映画「サウンドオブフリーダム」
昨夜、映画を観にいった。
「サウンドオブフリーダム」
一言でまとめられないくらい衝撃を受けた映画だった。テーマは児童売買や児童買春。正直、日本ではあまり馴染みがない問題だし、恥ずかしながら自分もそこまで深く理解できていなかった。だけど、この映画を観た後は、そんな世界が存在することに大きなショックを受けた。
数百万人の子どもたちが児童売買に巻き込まれているという現実に驚いたし、映画の中でのセリフが特に心に残っている。「コカインなら一度きり、子どもは1日5〜10回使える」という言葉を聞いたとき、胸が締め付けられた。また、「自分の娘がいないベッドを見て、寝ていられますか?」というセリフには、自分の子どもが同じ状況に置かれたらと思うと、言葉にできない感情が込み上げてきた。
さらに、この映画がアメリカで公開されるまでに関係各所の許可に5年、日本公開までさらに1年かかったという事実にも驚いた。こんなにも重要で、多くの人が知るべき現実なのに、広がるのに時間がかかるなんて…もっと早く、もっと多くの人に届くべきだと思う。
私の感想がどこまで広がるかわからないけど、たった一人にでも伝われば、それが少しでもこの問題を知る力になれるかもしれない。そんな気持ちで、この映画を観て考えたことを発信していきたい。