
これから「教師」を志す人みんなに伝えたいこと①
こんにちは!現役日本語教師のピカです!
今日も朝いつもより早起きをしてオンライン英会話のレッスンを受けました。
そのレッスンで感じたことをここに書きたいと思います。
将来「教師」または「何かを人に教える立場」になりたいと思っている人にぜひ最後まで読んでいただきたいと思っています。
みなさんは、「教師」になるためにはどんなスキルが必要だと考えていますか?
一番初めに頭に浮かんだものは何でしたか?
みなさんのご意見も聞いてみたいので、よかったらコメント欄に書き込んでくださいね。
私の頭にすぐに浮かんだものは「聞く力」でした。
もちろん他にも必要なものはたくさんとあると思います。
我慢すること、共感すること、笑顔、知識、経験…
スキルはあればあるほどいいですし、もちろん経験が豊富なことも大切だと思います。
ですが、私は一番必要だと思っているのは「聞く力」です。
これはあくまでも私個人の意見にすぎませんが、教師は聞き上手でないといけないと思っています。
ただ話を聞けばいいというわけではなく、相手の気持ちに共感しながら話を聞いたり、ときには口を出したくなることもあるかもしれませんが、そこをぐっと我慢して最後まで相手が何を伝えたいのかを聞くことが大切です。
「教師」という仕事は一方的に先生が学生に話し、学生は先生の話を聞くというイメージがあると思います。
もちろん間違ってはいないのですが、いつまでもこの方法だと学生は育ちません。
学生のほうから先生に何かアクションがないとそれ以上の成長はないのです。
そうです、教師のほうが「聞き手」にならなければなりません。
上手に上手に学生を誘導し、自分の頭で考えさせ、彼らに話させるのです。
初めは三輪車に乗った学生がけがをしないように後ろから支えてあげる必要がありますが、徐々にその手を離す必要があります。
教師の過剰なサポートは学生の成長を妨げてしまいます。
タイミングを見計らい上手に手を離すことで、学生は自分の力だけでどんどん前に進んでいきます。
ここで私が言いたかったことは2つあります。
まず一つ目は、教師の過剰なサポートは学生が成長するチャンスを奪ってしまうことになるということ。
二つ目は、教師は学生の可能性を信じ、学生自らが自分の頭で考え行動できるようにうまく誘導することが大切だということ。
私は「真の教師」とは、「学生を導いていく者」だと思っています。
ここで、急ですがまたオンライン英会話の話に戻しますね。
私(学生)は今朝、先生と手を繋いで歩いていたはずなのに、いつの間にか道端に一人置き去りにされてしまったのです。
私は先生の背中をじっと見つめ、いつか振り返り戻ってきてくれるのを待っていましたが、先生は戻ってきてはくれませんでした。
今思い出すと、先生は初めから手も繋いでくれていませんでした。
まだ一人では歩けない私の数メートル先を一人で歩いていってしまいました。
途中、膝から血を流している私に気づいていたと思いますが、気づかないふりをして何の処置もしてくれませんでした。
私ももっとがんばりたい、認められたいと思ったので、傷だらけの足で走り、先生の手を取りにいきました。
ですが、その手は勢いよく振り払われました。
そして、先生は私のことを置いて一人で行ってしまったのです…。
先ほど、教師の過剰なサポートは学生が成長するチャンスを奪ってしまうことになると言いましたが、簡単に言うと今日の朝のレッスンは一切のサポートがないただの放置でした。
正直、レッスンの途中ですごく悲しい気持ちになってきて「もう今日はレッスンを止めたいです。」と言いたくなるほどでしたよ。
これから教師を目指すみなさんには、学生とどのように関わっていけばいいのかを自分なりにしっかりと考えてみていただきたいなと思います。
学生一人一人国も違えば文化も違い、考え方も違います。
レッスンのやり方や指導法もきっと一人一人に合ったやり方があると思うので、プライベートレッスンであるならばなおさら、その学生がどんな学生かを見極めやり方を変えていかなければいけないと思います。
今日のレッスンは英語が苦手な私にとってただただ苦痛の時間でした…。
一ついいことと言えば、「日本語は難しい!もういやだ!」と思っている学生の気持ちがよくわかったということくらいですかね。
明日も引き続き、オンライン英会話がんばります!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
おやすみなさい~