20240229! 4年前と4年後の私へ
あきやさんが閏年閏日4年前と4年後への自分へのメッセージ日記をかいてらしておもしろかったので私も書いてみることにしました。
2020年の私へ
Doctorvaterの退官記念パーティを中止にせざるをえなくなって、予約したパーティ会場に電話を掛けてあたまをさげてキャンセルをお願いしていましたね。
あれから4年。パンデミックで職場では前代未聞のことばかりが起きてあなたはその都度真摯に打ち返すことになるでしょう。
翻訳書は出せてしかも大当たりするし、仕事の幅も広がる。研究費もとれるし、2023年にはもう一度渡航できるし、新しい分野にも踏み出せる。有り難い話はけっこうある。専任の職にはなかなかつけないけれど、くさらず働いてあなたはほんとうにけなげでえらい。
ストレスがたまりすぎて病気もして入院します。
でもあなたを何十年悩ませてきた毎月のあのいまいましい大量出血からはお別れできます。安心してください。
パンデミックで出会えた喜びもたくさんあります。
歌う生活には半歩ほど帰ります。
オンライン合唱でタリスも歌います。そこからはあと一息です。
そして『刀剣乱舞』です。
へし切長谷部さんと歌仙兼定さんたちはあなたの友になるでしょう。
観劇審神者仲間のおかげで人生に色彩がもどります。
ペンライトを振って歌って踊ることも思い出します。
たくさんの歴史叙述論なかまと出会うことができます。
あたらしいイマジナリー音楽仲間にも出会えます。
そう『アイドリッシュセブン』の和泉一織さんです。
あなたはかつて、ひたむきで心やわらかな仲間たちにかこまれてあのように涼やかで聡明で勇敢な、姿と声のうつくしい心の熱いニンゲンでありたかったのではありませんでしたか。
あなたの過去の負い目を乗り越えるときがきます。
さしのべられた手をしっかりつないでいてください。
そしてお洋服問題は抜本的な改革に向かいます。安心していてください。
あなたは2018年に縫った服を丈夫だと言ってまだまだ着ています。洋裁の腕もあがります。安心していてください。
2028年の私へ
お元気ですか。
これまでの人生で願望を書いても自分では思いもよらぬ道に連れて行かれることを学んだので、こうあってほしいと思うすがたをあなたにおしつけることはすまいと思っています。
それでも、ただただつらくくるしいことの多かった40代からのすべての宿題を終わらせて、重荷を下ろして、新天地を得ていることを願っています。
声をほがらかに響きわたらせて、大切な人たちとすこやかにおだやかに暮らしていることを願っています。
あなたはまだパフェが食べられるでしょうか。
かつどんもてんどんもパンケーキも行けますか。
好きな洋服を好きに堂々と着られていますか。
服を縫い続けていますか。庭のお世話や畑のお世話は好きになれましたか。
歌う生活を続けていますか。
演歌バッグには出会えましたか。
どうか健康でいてください。
あなたの足もとを照らすことがまわりを照らしてともに歩むことにつながりますように。
パンデミックのうしなわれた4年間をとりもどしてうわまわってありあまるすてきな日々を築いてゆきましょう。
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