見出し画像

How are you?の次に続く会話

がんばって頻繁に書いておこうとしているけいこです。適当にお付き合いください。

今日の話題は、How are you?に続く会話について。How are you? に対して、多数の返事の仕方がある。本質のところ、あまり意味がない会話だから、さらっと受け流すのがいい。Good, thanks. Okay. Pretty Good. Not too bad. などなんでもいい。How are you?と聞き返すのもアリ。答え方は無数だ。

私たちの時代の、中学校英語だとHow are you?ときかれて I'm fine.と答えると習った。実際はこういうふうに答えてる人を見ることの方が珍しい。私はほとんど聞いたことがない。

で、です。今日はその後にどういう会話が続くか、という気づきについて書きたい。

日本の職場で、こういう場面で「お疲れ様です。最近どうですか?」みたいに会話を切り出すと、私の経験からは、「週末忙しかったんですよ」とか「学会出張で〇〇に出掛けてました。車が渋滞して大変でした」とか「締め切りに追われてます」みたいな、ちょびっと「大変です」的なテーマを、関西なのでおもしろおかしく言い合うのが多かったような気がする。会話の後は、「お互い大変ですけど、がんばりましょう」みたいなニュアンスでくくるのが多かったような気がする。

それではNZではどうかというと、「週末、こんなことしたよ」「ホリデーで〇〇に行ってきて、すごく良かった!」と「明るい・楽しい」話題を聞くことが多いと、私調べの結果気づいた。それも自慢げじゃなく、「明るくサラッと」。例えば、お孫さんに会いに南島に行ってきた、とかスペイン旅行に行ってきた、今度親戚の結婚式がある、とか。

ちなみにアメリカも明るいんだけど、ちょっと違う気がする。もっと押しが強いというか。イギリスも違う。こんなに明るくないと思う笑。どちらかと日本よりで、「大変だけど、ま、仕方ないね」って感じが多いんじゃないかな。それぞれ、本当に微妙な違いだ。

こちらに住んで経験の長い娘に聞くと、「そうやよ、楽しいことをサラッと言うのがこっち流。そんな挨拶程度の会話で、大変なこと聞きたくないし。でもそういう話題はなんとなく準備してる」とのこと。なるほど、私の観察は的を大きく外していたわけではなさそう。

この気づきの前は、私のHow are you?に続く話題は、日本のそれを引きずって、ちょっと大変気味なことを選んでたんだけど、これでは「根暗」に思われるかも?と思い、最近は「明るい」話題にシフトした。

それをなるべくコンパクトに上手に伝えられるように、最近の出来事をちょっとピックアップしておく準備も忘れずに。もちろん週末ごとに旅行行ったり、特別語るようなイベントがあるわけじゃないから、ちょっとした出来事を「明るくサラッと、手際よく」伝えられるように。

こういう小さなコミュニケーション文化の違いに気づいたり、慣れるのが案外むずかしい。


いいなと思ったら応援しよう!