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私の「おもてなし研修期間」がはじまる

けいこです。こちらはLabour weekendという連休が終わった火曜日の朝。

先週から始めたジョギングで(側から見たら早歩き?)一日スタート!
走れない・走りたくない大きな理由は足(アーチ)を痛めたくないから。徐々にゆっくりゆっくり距離を伸ばしていきたい。

さてさて、今週から11月が始まるけど、日本から合計3組の知り合いが来てくれる。11月は月の半分くらいがウチに誰かが泊まっている状態。本当にありがたいことだ。

日本ではお迎えするにしても、友人が2泊くらいというのが最長で、1週間単位は人生初と言っていい(きょうこを除いて)

お迎えする側からすると、お客さんが次の条件でどうサポートしたらいいかが変わってくる:

  旅慣れてる(あまり慣れてない)
  英語ができる(得意でない)
  新しい環境を面白いと思うか(負担に感じるか)
  案内して欲しいと思うか(ほっといて欲しいと思うか)

上記は「大きめな」要素。細かいことでいうと:

  お酒を飲む(飲まない)
  アウトドア:ハイキングなどをしたい(あまり興味がない)
  犬が好き(苦手)
  夕食後の時間をどう過ごしたいか(複数回答あり)

上記の様子を感じとりながら、その組み合わせで泊まる人が快適に、かつ「楽しかった」と言ってもらえるように「おもてなし」する必要がある。

ある意味、その人の生活パターンをどこまで継続してもらいながら、新しい経験も楽しんでもらうってことかな。そして、そこに私の生活パターンも絡んでくる。

人を家に泊めるということについては、文化的な違いがすごくある(もし、これすでに書いてたら、繰り返しになりスミマセン)。例えば、イギリスと比較すると、日本は人を家に泊めるというのは少ないし、食事に招待する、というのも少ない。

夫はイギリス人だから、人を泊める・ひとのうちに泊まるのが、基本「当たり前」。ホテルに泊まるのは「水臭い」と理解するらしい。そのため滞在期間も長い。1週間単位なんか当たり前。泊まりあって初めて親しい友人になる、みたいな印象を受ける。

食事も、レストランで落ち合って、というのはほとんどなく、お互いの家に食事に招くというのが基本。もちろんパブなどで軽く一杯やる、というのはあるけど、家族ぐるみとかじゃなくて、友人と仕事帰りにちょっと時間を過ごすという感じ。

人を長く泊めることが大掛かりなことじゃなく、自分たちの生活を変えることでもなく、心底楽しみにしている、というイギリス式のメンタリティーが私にはまだしっくりくるようなレベルでは理解できない。

日本人の私は、もちろん楽しみにしてる分もあるけど、ちょっと緊張する。自分の生活パターンもあるから、長期になると疲れるんじゃないか、お客さんが期待することを得てるだろうか、と「気を遣う」自分もある。

今回、民泊を初めてみて、こういうビジネスが発生したのも、日本の土壌じゃなくて、アメリカとかイギリスのように自分の家に「人を泊める」ということが慣習にある文化だから始まったんじゃないか、ということもあるんじゃないかと改めて気づく。

ま、新しいことに挑戦してみる、というのが私の最近のモットーだから、これも「おもてなし研修期間」として楽しみたい。

みんなにも楽しんでもらえるように、そして私も楽しめるように、が合言葉。






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