きょうことみやのNZ滞在日記③:楽しかったこと
けいこです。忘れないうちに私が楽しかったと思ったことについて書いておくね。
1 バカ笑いする、という意味で一番楽しかったのはUNO。夜退屈かもしれないから、暇つぶしに持ってきてね、とお願いしたUNOとトランプの出番は最終二日のみだった。
それまでは、毎日ハードスケジュールで夜にそんなことしてる暇もなかった。でもせっかく持ってきてくれたんだから、とやり始めたUNOにどハマりしたよね。
夜な夜なトランプやってた学生時代に一気に時間が戻った。お遊びなんだけど真剣、みたいな。学生時代はヘマばっかりやっていた私が、きょうこを点数で抜いたというのは爽快だった(でも、みやと同位で一位というのがイマイチ不満だ)。きょうこの焦った顔が今でも忘れられない。
リベンジ、いつでも受けてたつよ!笑
2 次はロトルアの温泉かな。Polynesian bathもよかった。湖を見ながらの温泉(酸性とアルカリ性があって私はアルカリ性が好きだと判明)。お天気にも恵まれて本当にのんびりできた。温泉のプールで泳いだのも楽しかった。次回はもうちょっと長く泳ぎたいな。
そして、私は宿についてたちっちゃな温泉もすごく気に入った。美容液かと思うようなとろとろのお湯。確かにロトルアでは肌がツルツル若返ったような気がした。今は「フツーのおばさん」に戻ってしまったのが残念だけど。
湖のほとりのOhinemutu 村に行ってキラキラ光る湖面を見ながら、3人で座ってのんびりした光景もずっと記憶に残ると思う。マオリの人たちが暮らすというちっちゃな村。暖かな光に包まれてMaraeとマオリのテーマやデザインが取り入れられた教会が隣り合わせに建てられてて、異文化が融合しているすごく平和な雰囲気だった。どころどころから温泉が吹き出してる風景にも、人々がその大地と共に生活している感じがした。
2泊3日のロトルア温泉に、下着を忘れて行ったみやのために長く歩いて下着ショッピングにThe Warehouse 行ったのことも。これでしばらくみやは私たちに頭が上がらないはず。へ、へ、へ笑。
3 2週間ずっと時間を過ごした間に、ちょこちょこと話したこと。バスの中だったり食卓だったり。一回一回は、10分とか20分とか長い会話じゃなかった。深い話もあれば軽い話題もあった。そんな会話の中に、二人が考えてること・大事だと思っていることや価値観が理解できたし、それをきっかけに自分を振り返ることもできた。すごく貴重で宝物がちりばめられてるような時間だった。
ウチの近くのパブでお酒を一杯だけ飲みながら場所を変えていろんなことを話せたのもすごく楽しかった。一つの話題は、木曜日の午後4時なのに、なんで仕事帰りの人がたくさん集まって楽しそうに談笑しているか、ってこと。NZの人はいつ働いてるのか、なんで一生懸命働かなくても国が回ってるのかってこと。
とにかく、こういうことが楽しかった。でもよく考えてみると、これも学生時代からみんなでよ〜くやってることだ。どっかの温泉で集まって時間を過ごす、だらだら喋る、みたいな。学生時代を思い出させるから楽しかったのか、それともトランプやったり温泉入ったり、散歩したりというのは年齢を超えて楽しめる要素があるのか、どっちなのかね?
この2週間を終えて、二人が本当によくしゃべる、ということを実感した。その反面、私はどちらかと無口で二人についていくのが精一杯だった気がしてた。
その後、第3者的に3人のことを観察してた娘に感想を聞いたら「うん、3人とも同位でよくしゃべってたよ」とのこと。これにはびっくりした:私も同じくらい喋ってたって???
やっぱり自分のことは一番わからないのかもしれないね。