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有安杏果のファンが一連の出来ごとを見て思うこと


人の感情とか好意とかって、綺麗な枠には収まらない。
好きと嫌いが表裏一体だったり、一瞬一瞬で気持ちが逆方向に傾いたり。

ももクロ時代の桃色つるべで態度の悪さが目立つより前から、ちょくちょく有安さんに直して欲しいと思うところはあった。

バラエティ的な仕事で発言しない、

音楽番組での座り姿勢に気を使わず一人だけ足を開いてだらっと座る、

嵐さんの番組で危なっかしいことして敵を増やした、

バンドメンバーの見せ場で(背中合わせでギター弾く真似したりリズムとったりするやつ)腕にしがみついて演奏の邪魔になるような絡みをする、

ももクロchanで米村さんとかの太腿にずっと手を置くとか距離感がおかしい、

舌打ちとか不機嫌な態度をウケるギャグ扱いする、、、

テレビ仕事見ちゃうと、人間性が素晴らしい天性のアイドルな夏菜子ちゃんとか、周りが見えてて頭の回転が速い詩織ちゃんの方が私から見ると圧倒的に優れていた。

なのに有安さんを推し続けてしまうのは、
取り繕い方を知らない素直さや、
好きなことへのがむしゃらな取り組み姿勢とか、
好きなことについて夢中になっているときの目の輝きなんかが愛おしかったから。

成長する姿、頑張る姿が私に推し変させなかった。

ももクロの中で孤立していこうとする彼女が危なっかしくて目が話せない親心みたいなものもあったかな。

常にはしゃいでいるのに人を惹きつける4人の天才の中で、努力の人だった有安さんを自然と応援したくなった部分もある気がする。

歌の上手さは推すためには別に必要なかった。

でも、他のメンバーのパフォーマンスを引っ張っている部分は絶対にあって、推しがグループに貢献している実感とうれしさを感じる要素だった。

ソロライブをやり始めたとき、有安さんは緑を排除した。
私たちファンも、望まれるままに緑を脱ぎ捨てた。

緑排除に悲しい気持ちはあったけど、
ももクロに軸を持つ彼女が、
経験とか自信とか達成感とかをももクロに持ち帰って、
ももクロのライブを進化させてくれることを期待してた。

この期間を通して、私の場合は
有安杏果が好きな気持ちよりも、
ももクロの有安杏果が好きな気持ちが大きいことに気づいてしまった。

そんな中、有安さんの暴走が始まって、バラエティで喋れない人から、バラエティで不機嫌な顔をする人に変わった。

ライブの挨拶とかブログの内容とか、ももクロを続ける気持ちの匂わせには当時気づけなかったけど、
ももクロにマイナスをもたらす彼女に違和感を覚えた。

そして、突然の卒業発表。
マスコミへの挨拶行脚や卒業ライブの中、有安のために色んな方が動いてくれているのに、普通の女の子になりたいとしか語らない。
それしか喋らない彼女の変わりに、何故か詩織ちゃんを筆頭に他のメンバーがコメントをする。
笑顔で一言言えば義務を果たせたと思ったか?
悩みを相談すらしなかったメンバーたちに尻拭いさせて、心は痛まないのか?

モノノフたちはSNSやブログで憶測や気持ちを言語化して、この状況を飲み込もうとしていた。

私も、きっと有安は鬱病になりかけていて、みんなを笑顔にするために活動するももクロのメンバーが鬱になったと公表しない方がいいと判断した運営側に、卒業理由を喋らない方がいいって言われたんだ。そんなふうに思った。

ももクロを傷つけ、颯爽と立ち去る有安を嫌いになる人の気持ちはよく理解できた。
ただ、たった一つの行動では嫌いになれないくらい、本気で有安が好きだった。SNS開始だって有安と触れ合える唯一の場所だったから歓喜した。

ヨガとかペン字とかアロマ検定だってももクロと両立できると思うし、自由な生活したいと言いながら定時投稿にこだわる姿も不思議だったけど、新型鬱だったんだろうと納得した。

本人も意味わからないくらいももクロの活動にしんどさを感じて、開放されてのびのび出来ているんだろうと、よかったなと思った。

やたらと同一人物が撮ってそうな他撮りを投稿するのを見て、大学の同じ学科で知り合った彼氏の存在の匂わせっぽくてまた違和感を覚えたけど、まあそこも含めてももクロ時代に出来なかったことを出来ていることをファンに伝えてくれているのかな、なんて楽天的なことを思った。
(ももクロは活動しながら彼氏をつくってくれていいと多くのファンは思っている。思ってた以上のショックを受けて離れるファンはいるだろうけど)

卒業発表のちょうど一年後のソロ開始のお知らせも、そこは日付にこだわっちゃいけなかっただろうと思いながら、やっとまた有安に会えると歓喜した。

彼氏の存在の公表も、幸せならよかったねって祝福した。

いろんな違和感を飲み込みながら有安を応援してきたが、その気持ちがついにフライデーの記事でこわされた。

何してんだよ有安。
おバカだけど自分で考えて納得できるように行動する、真面目な努力家だったじゃないかよ。

大切なことは自分の口から報告するんじゃないのかよ。

言えよ。

フライデーの記事が不正確な情報と憶測なら、正確な自分目線の情報を教えてくれよ。

ももクロ時代からこっそり彼氏ができました。
彼氏が儲けたいからももクロ時代のファンを引っ張ってソロ活動します。
普通の女の子って無責任に彼氏に甘えて世間体なんて考えないものだと思ってます。
記者が質問してきても、無視してその場でいちゃついても世間に祝福される幸せな世界で生きてます。

有安杏果は努力と成長をやめました。

彼氏の望むように生活します。

所属事務所代表とか言いつつ本当の矢面には立ってくれない彼氏でも、ファンが離れていっても、彼氏さえいれば幸せです。

そうしてくれれば諦めがつくからさ。


冒頭で書いたように人の感情って揺れるし綺麗な枠に収まらないけど、

私はまだ有安杏果に期待したいらしい。
まだ、諦めがついていないらしい。


【追記】

あえてnoteに書くなら今のももクロのことも書かないとだめですよね。

ももクロには、夏菜子ちゃんが国立競技場のライブで宣言した大切な目的があります。

それは、笑顔の天下を目指すということ。

ももクロの赤色担当、リーダーの夏菜子ちゃんは、有安が辞めると報告したとき、理解できなかったと言います。
それでも、笑顔の天下を目指すのだから、まずは近くの笑顔(有安の笑顔)を守りたい。ファンを傷つけることになるのは申し訳ないけど有安卒業を受け入れてあげて欲しいと頭を下げました。
夏菜子ちゃんの顔はとても苦しんでいる顔でした。

ももクロの黄色担当、詩織ちゃんは、利口で頭が回る大人な器用貧乏タイプの女の子です。
有安が卒業することで悪い記事が書かれないよう、メンバー全員でマスコミ各位に挨拶周りをしたのですが、有安は笑顔で「普通の女の子になってみたくて。」としか言いませんでした。
変わりに矢面に立ってフォローしてくれたのが詩織ちゃんです。
詩織ちゃんは苦痛を表に出さず、有安を庇い、守りました。

ももクロのピンク担当、あーりんは、最年少なのに一番プロ意識で活動している女の子です。
何故か、ネットであーりんが有安をいじめていたという誹謗中傷を受けました。
卒業した有安はももクロ内で「歌とダンスは誰にも負けない」立ち位置でしたが、難しい歌唱パートの多くをあーりんが引き継ぎました。
あーりんは戸惑いや努力する姿は見せず、"アイドルのあーりん"の姿を見せ続けてくれています。

ももクロの紫担当、れにちゃんは、昔の話ですが、有安と2人、事務所に推されていない子でした。
歌割りの少なさやMVの映り込みの少なさなど、悩みを分かち合い、相談して乗り越えてきた有安のパートナーと言える存在です。
他のメンバー同様、卒業したい悩みも相談されずに突然報告されて、苦しみは人一倍なんじゃないかと思える状態でしたが、ただただ傷つきながらも受け入れ、笑顔で活動し続けてくれています。

事務所やマネージャーさんも、大切に育てたはずのタレントが個人事務所に移って活動するなんて、恩義も何も見せない無礼な態度をとられた被害者だと思います。
それなのに、能年玲奈さんのごたごたのように仕事に圧力かけたりするどころか、マスコミへの挨拶の場をつくったり、ももクロが新しい活動を応援するムードを表明するなんて、好待遇で送り出しています。

たまたまこのnoteを目にしたモノノフじゃない人にも、有安がいた環境が、有安を鬱にしたひどい場所じゃないってことを伝えたくて、追記を書かせていただきました。


note初投稿だけど改行とかフォントの変更とかできない!難しい!読みづらいですよねすみません…。


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