話をしよう
話をしよう/GLIM SPANKY
https://youtu.be/ifoE4B6t6iA
【第十二回】
昨日の夜、noteを書いた後に、
寝っ転がって旦那さんと向き合って、話をしたのです。
どんな一年だった?
何が印象に残ってる?
そんなことを聞かれて。これは、昨日が結婚記念日だったから、節目として。
久しぶりにこんな、とりとめもないというか、結論を求めない、軽いってわけじゃないけどいい意味でさらりとしていてよく考えると深い、会話というか対話みたいな話をしたなあ。
GLIM SPANKY、若くて才能があって一途できちんとプロフェッショナルファッショナブルで、大好きです。
三日に一度にしなかんのかなあ、と思いながらスーパーに行って、おうどんやら桃の缶詰やら玉子豆腐やら、胃腸と喉を労ったものを少なくとも三日もつ程度には買い込んできた。
これから、三日に一度を意識するあまり、見た感じ結構な買い占めっぽい気配が漂うのかねえ。
ステイ、ホーム。
ステイ、イン、トーキョー。
セイブ、ライブス。
これが自分の住む、比較的平和だと思っていた場所の、偉い人が日々懸命に唱えている言葉だなんて、あまりにも現実味が伴わない。
はなまるマーケットの画面でにこにこしていた、自分の母親とそう歳も離れていない美しい女優さんが、律儀にカメラの前で頭を下げるご主人の腕の中に、あんなにも小さな素っ気ない形で抱かれる姿なんて、あまりにも不憫だ。
自分も退屈で憂鬱でしんどいけど、
いやいや、自分なんかよりもっと苦しんでいる人はたくさんいるぞ、と、
いやいや、それでも自分だっていろんなことを我慢しているし、そこそこ辛いぞ、との狭間をうろちょろしつつ、
大切な奥様を失った大和田獏さんが、悲しみに歪んだ口元をマスクで隠すことが許されたのも、一刻も速くその場から立ち去りたかったであろう心情が報道陣の密集を避けるという理由にも受け取り得たのも、
岡江久美子さんの最後の気配りだったのかもしれない、くらいに思い込まないとやっていられないよ。
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