長い期間ご一緒して育てて、愛おしいものにしていく
読書は紙派、と以前書いたけれど
楽譜も、レッスンを受けるときは紙派。
「演奏会に持っていくぞ」と意気込んでレッスンへ持っていく曲とは、大体、半年から1年ほどの長いお付き合いになる。その長い期間をかけて、真っ白だった楽譜が育っていくのが愛おしいなぁと思う。
ただ眺めてみたり、言われたことを書き込んだり、色々な場に持ち歩いて端っこが擦れたり濡らしたり(?)、使い込んでくたくたになっていくのがたまらなく可愛いなあと思う。
例え初級の曲でも短い曲でもどんな曲でも、それなりにちゃんと向き合って弾こうとしたら、難しくてしんどい。
しんどさを理解して育てようと思う覚悟と、「やっぱりいいものをもっているなこの曲は、好きだな」と愛情を長い期間持ち続けておくということが重要だと思う。
人間関係と同じ。
ここ数年で弾いた曲の、愛おしい楽譜をみてほしいな。
今日はレッスンでした。たった8小節の譜読みを1時間もかけて教えて頂いた。
この調子だから、先は長い。
でもね、食べちゃいたいような、好きで好きで抱きしめて寝て、でもまだ足らないような美しい曲だから、やっぱり、弾けるようになりたい。
そういえば、スクリャービンの曲でもう1曲いいのを見つけた。前奏曲op22-3。虹みたいな曲。
今日もお疲れ様でした♩
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