Big love
家の近くにとてもフレンドリーなカフェがあります。
大きな声で挨拶してくれて、明るくて、思わず笑顔になってしまいます。
ただコーヒーを売っているというわけではなく、積極的にお客様と関わってコミュニケーションを取っていて、日本だとこういったお店はあまりみかけないなと感じました。
私が、今のご時世もありますが、目的や仕事の関係などがないと全くの他人とは喋ることはないですね、と話すと、
そこの店主さんは、そう、それは普通じゃないloveが足りないって、私たちはbig loveが必要ですと言いました。
私はハッとして感動しました。暖かいな〜って。泣きそうにもなりました。
近くに座っていても別に用がなければ声を掛けたりもしないし、意識的に色んな人と関わろうとしないのは、相手に対して自分からシャットダウンしているも同然なのかもしれませんね。
ベンチに座っていて誰かが隣に腰掛けたとして、こんにちは、だったり、天気が良ければ、良い天気ですねとか、その帽子素敵ですねとか、知り合いでも知り合いじゃなくても、
もっと気さくに挨拶出来たらもっと人に対して優しくなれたり、ひとりで居ても独りを強く感じることは少なくなるだろうなって思いました。
物理的に今1人だとしても、寂しくなったとしても、孤独とかっていうのは自分の思い込みなのかもしれないと。
出会いがないっていうのも自分がそうしてるだけで、どう思われるかとか考えずにもっと気軽に周りの人と関わったら、何か発見があるかも知れないし楽しいことがあるかもしれないし、色々考え過ぎずに済むのかもしれないですね。
日本テレビのプロデューサーの佐久間さんの本(普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる)にも書いてありましたが、
"気になることがあれば、何かしら行動を起こしてみるといい。何が起きても、それを誰かに話せるじゃないですか。誰かに話せるエピソードがたくさんある人生のほうが楽しいなって思うんです。"
この言葉を聞いて、とても気が楽になりました。
楽しいかどうかって考え方もすごく好きで、結果はどうであれ、その過程だったり、何かしたことで必ず何かを感じるし、何かが起こってどんな事であろうと全て自分の経験になる。何かするのにそんな気負いすることないな〜って思いました。
同じ人間として出会った人、関わる人、知らない人に、もっとloveを持って接したいものです:)
すごく元気をもらえる、人々が自然と集まってくるようなカフェにほくほくしました。