【NPB2021プレイバック①】スコアレスドロー

日本のプロ野球は2022年のシーズン開幕に向け、2月1日から各球団、キャンプインしている。

NPBが2022年のシーズンを迎える前に、2021年のシーズンを振り返っておこう

“NPBで過去10年、2011年シーズン以降の試合で、スコアレスドローはどれくらいあったか振り返ってみよう。”

NPBの2021年のシーズンの特徴はといえば、

コロナ禍で迎える2度目のシーズンであり、延長戦がなかった。

→そのため、引き分けが増えた。

特に大幅に増えたのが、0-0での引分け、いわゆる「スコアレスドロー」である。

NPBにおける2011年シーズン以降のスコアレスドローを振り返ってみると、

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2021年は実にスコアレスドローが7試合もあった。
最も多かったチームは中日、ヤクルトの3度づつである。

特に神宮球場ではスコアレスドローが2試合(5月12日、ヤクルト対広島戦、9月25日、ヤクルト対阪神戦)もあった。
神宮球場でのスコアレスドローは、コールドゲームを除くと、2001年8月16日 ヤクルト対横浜戦以来、実に20年ぶりであった。


特にヤクルトは、2位・阪神とゲーム差なしのリーグ優勝であったため、この3試合のどれかで失点して敗戦していれば、優勝はなかたことになる。

また、特筆すべきは8月15日の日本ハム対ソフトバンク戦(PayPayドーム)で、日本ハム打線はソフトバンク先発のカーター・スチュワート・ジュニアはじめ、津森宥紀、嘉弥真新也、松本裕樹、板東湧梧、甲斐野央のリリーフ投手陣からも1安打も記録できず、ノーヒットで引き分けた。

NPBでは継投によるノーヒットノーランは史上5度目(セ・リーグで3度、パ・リーグでは2度目)だが、4投手以上による継投は史上初。

また、NPBで無安打無得点試合で引き分けたのはコールドゲームの2試合を除くと、9回以上の試合では史上初の珍事であった。

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