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小川村を蔵の村に

全盛期には9,500人もいた村人も現在は2,500人を下回っています。その為小川村には多くの空き家が存在します。

その多くは住んでいないけれども手放すのがもったいない、思い出があるから売りに出したくないなど理由は様々ですが、ほぼ使われていません。

家って不思議で人が住んでいないと劣化も早いんです。特に雪の多く降る地域ですので少しでも劣化していると雪に耐えられずに崩れてしまったりして、穴が開いてしまったり。またそこから獣が入って荒らされてしまったり。結局手放そうとしたときには買い手がつかないような状態になっていることも多々あります。

そして古民家にはだいたい土蔵がセットで存在します。

今回のクラウドファンディングでは民宿やカフェといった具体案を挙げず、イベントスペースにような「人が集まれる土蔵」として支援をお願いしました。このことで、目的がわかりづらく感じてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは1か所フラットな土蔵を完成させて村人にも見てもらい、土蔵の活用法を提案したいというのが目的です。

言葉で説明も出来ますが、実際の完成例があるとより伝わりやすいのです。村人には特に。

近い将来、この地域の土蔵はカフェ、あっちの地域はバー、図書館やミニシアターなども出来るかもしれません。

率直に言って、小川村には仕事がないわけではないですがどうしても選択肢が少ないです。

小川村では多くの方が農業や林業で生計をたてています。しかし、移住希望の方にいきなり農家になれ!では無責任かなと思っています。

ただし、いまは昔に比べ移住のハードルが下がってきています。カフェとかじゃなくてもパソコンがあればお金を稼げる人も増えています。土蔵をオフィスにしても面白い。

今回、自分含め3人がメインで土蔵改修を行っていますが、想いはそれぞれあって。自分は今回の土蔵改修の先に村の雇用創出を期待しています。

仕事の選択肢が増えれば移住の心配事も少なくなるかなと。

若者の移住者が増えれば自分が地区の組長になったり消防団の分団長になる回数も少なくなるかなぁという淡い期待もしつつ。。。


今回、小川つなぐラボのメンバーと交流するうちに土蔵改修が現実に行われています。少しずつですが村が活性するきっかけになれれば良いかなと思っています。

クラウドファンディング残り1週間ですが、引き続きお付き合いお願いします。


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