【NATROM医師オススメのブログ】
代替医療を徹底して批判し続ける内科医、NATROMが推奨するブログに〈火薬と鋼〉というものがあります。
その中の記事に〈マクガバン・レポートの真実〉というものがあります。一部を引用します。
【報告の量と規模】
【5,000ページに及ぶ報告?】
【全世界を調査?】
【報告の扱い】
【日本について】
【伝説の行方】
✔️【真相〈マクガバン・レポートは発表前と発表後では内容が違う〉】
マクガバン・レポートはそれまでの常識をくつがえす内容ゆえか、草案(下書き)の段階で大騒動を巻き起こし、なんと発表前に見直しを迫られたという事実が存在するんです。
「マクガバン・レポートは5000ページもない」「欧米食がガンを引き起こすなど書かれていない」「現代医学を否定することなど書かれていない」と反論していますが、マクガバン・レポートは発表前と発表後では内容が大きく異なるわけですから、発表後のマクガバン・レポートに書かれていないことがたくさんあっても不思議はないはずです。
【マクガバンの政治家生命】
次にマクガバンの政治家生命について。
自分の政治家生命が動物性食品業界の陰謀によって断たれたことを、実はマクガバン本人が認めているんです。
これは米コーネル大学名誉教授のコリン・キャンベル博士が、マクガバン本人に会って話をし、確認をとっています。
【インチキ情報のレッテルを貼られたマクガバン・レポート】
陰謀についてはこのようなエピソードも。
1980年、公衆栄養情報委員会で出席者に配られたプレスリリースには、マクガバン・レポートが「インチキ情報」とされていたのです。
それに疑問を感じたコリン・キャンベル博士が同じく出席者のアルフ・ハーパー(マサチューセッツ工科大学教授)に「これを見ましたか?」と訊いたところ、アルフ・ハーパーはこう言いました。
これでわかるように、コリン・キャンベル博士やアルフ・ハーパー教授など、多くの有識者がマクガバン・レポートがインチキ情報とされていることに「おかしい」と感じたわけです。
【ダイエタリーガイドライン】
……インチキのレッテルを貼られて闇に葬られようとしていたマクガバン・レポートでしたが、1970年代末にアメリカ政府を動かし、ダイエタリー・ガイドラインを作成させています。
この話は今村光一や船瀬俊介といった日本人研究家が言っているわけではありません。たびたび名前が出てきた米コーネル大学名誉教授、コリン・キャンベル博士が自著〈チャイナ・スタディー〉の中で言っていることです。
よってマクガバン・レポートに基づいて食事改善がされたというのは伝説ではなく、歴史的事実である可能性のほうが高いと判断できるはずです。
【全米科学アカデミーの報告書】
もう1つ。コリン・キャンベル博士も参加した全米科学アカデミーは1982年に〈食物・栄養とガン〉という報告書を発表しているのですが、その内容は「動物性食品が病気を引き起こし、植物性食品を摂れば病気を治せる」というものでした。
そしてコリン・キャンベル博士によると、その報告書とマクガバン・レポートの内容は酷似しているそうです。
この記事がマクガバン・レポート否定へのささやかな抵抗になれば幸いです(笑)
【マクガバン・レポートを全肯定しているわけではない】
最後に、1つ断っておくことがあります。
私はマクガバン・レポートの内容を、全肯定しているわけではありません。
明らかにおかしいと感じる箇所もありますし、それどころかマクガバン・レポートは何者かの陰謀ではないかと疑っているほどです。
詳細は、またほかの記事で……。
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国民の3人に1人がかかると言われるがん。しかし、受けるのが常識とされている標準治療は、実は大変危険なものなのです。がん食事療法をぜひご検討ください。
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