機能的なのはもちろん、情緒的に揺さぶられてDRAW A LINE を買った。
私は今現在、ブランディングについて猛勉強中なのですが、そんな中でブランドに出会いコンセプトに共感し、ファンになり製品購入に到る、という流れを身を以て経験できたので、その気持ちを書き留めておこうかと思います。
まず、企画を作っている中で思い悩み、なにかヒントはないかといろいろ探し回っているなかで出会った記事がこれでした。
この記事内のリンクからさらにここへ。
2017年に行われたトークショーの模様が記されており、DRAW A LINEがどのようにして開発されていったのか、メーカーとデザイナーの2つの視点で語られています。
コンセプト・ブランド・プロダクト・ロゴ
それぞれがどのような流れの中で生まれ紆余曲折を経て今の形にまとまっていったのか。とても参考になりました。
過程を知ったことで商品にも興味が湧き、ブランドサイトへ。
「DRAW A LINE」は、突っ張り棒のトップメーカーである平安伸銅工業と、クリエイティブユニット「TENT」とのコラボレーションブランドです。
これまでは単に便利グッズとして扱われがちだった突っ張り棒を、暮らしを豊かにする「一本の線」として再定義し、そこからはじまる新しいライフスタイルを提案します。
そこに一本の線を引くだけで、いつもの景色が自分色に彩られる。
そこに一本の線を引くだけで、新たな可能性が無限大に広がりはじめる。
DRAW A LINE は、豊かな暮らしへのはじまりの合図です。
どうです、わくわくしませんか?
在宅勤務が長引いて、今後も働き方の一つとして定着するだろうなという流れの中で、デスク周りをより快適に、好みのものでまとめていきたいという思いもあった私にとって
「いつもの景色が自分色に彩られる。」
この一文が強烈に刺さりました。
ブランドサイト内には使用している方のインタビューや使用例ものっており、読みながら
「自分の部屋におくなら縦かな」
「ランプもいいな」
「組み合わせはこっちがいいかも」
と、どんどん妄想が膨らみ、気付いたら購入していました。
最初のページを発見してから購入まで2時間ほど。
この購入までの時間だけで見ちゃうと、いわゆる衝動買いに思われるかもしれませんが、気持ちとしては全然そんなことなくて。
1. ブランドに共感
2. プロダクトの良さを知る
3. 自分の課題感を解決してくれる物だと納得
4. 購入
うん、衝動じゃない。
それから2日くらいで商品が届きあっという間にセッティング。
めちゃくちゃ良い。
ブランドサイトにあるようなお洒落な部屋には遠く及びませんが、それでもここに1本線画引かれただけで心持ちが変わる。
何より手にした瞬間からすでに愛着を感じているんです。
それはきっと、生まれるストーリーを知った事が影響していると思います。
ただ今、ランプも購入しようか検討中。
シルエットがすごくいいんですよね…。
ということで、あっという間に共感して購入して大満足ってはなしでした。
新たにものを買うだけではなくて、普段何気なく使っている物でも何かストーリーを知る事で愛着が増すことがあるかもしれません。調べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
P.S. はじめに思い悩んでいた企画は無事に提出することができました。