ローマ人への手紙1:16 〜 17★2022/10/06掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】ローマ人への手紙1:16 〜 17
16 私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。
17 なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。
《参考》
福音とは(3)
*福音の第6の特徴
これまでにローマ1:1 〜 17(ロマ書の序言)を学び終えた。
先に進む前に、ロマ書の序言で啓示された「福音」の内容を再確認。
パウロが宣べ伝えた福音の7つの内、残りの2つを再確認。
▼第6の特徴 「福音には神の義が啓示されている」。
(1)神から離れた人間の特徴は、自らの手で救いを勝ち取ろうとすること。
自力救済でわざによる救いであり、人間の義を求めること。
キリストの福音以外の宗教はすべて、「人間の義」を追求しようとするもの。
(2)「神の義」は「人間の義」とは対立している。
人間にはできなくなっていることを神がしてくださる。
「神の義」とは、罪人を義と宣言することで、罪人に「神の義」を付与し、所有させること。
(3)それを実現する方法(計画)自体が、神の性質に反していない。
ゴールも方法も、神の義なる性質にかなっていること。
(4)神の義を得るための唯一の方法は、イエス・キリストを救い主として信じること。
これが信仰という道。
*福音の第7の特徴
▼第7の特徴 「福音の伝達には順番がある」。
(1)「福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です」。
ここは、「まずユダヤ人に対して、そしてギリシヤ人に対して」(直訳)という順番が大切。
パウロは最後まで、その順番を忠実に守った。
(2)ユダヤ人、異邦人という順番。
①時間的順番(ユダヤ人の選びが先)
②契約が与えられた順番
③キリストの宣教の順番
④パウロの宣教もこの順番
(3)福音伝達には神が計画された順序がある。
今もユダヤ人、ギリシヤ人(異邦人)という順序は有効。
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