ローマ人への手紙4:17 〜 22★2022/11/14掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】ローマ人への手紙4:17 〜 22
17 このことは、彼が信じた神、すなわち死者を生かし、無いものを有るもののようにお呼びになる方の御前で、そうなのです。
18 彼は望みえないときに望みを抱いて信じました。それは、「あなたの子孫はこのようになる」と言われていたとおりに、彼があらゆる国の人々の父となるためでした。
19 アブラハムは、およそ百歳になって、自分のからだが死んだも同然であることと、サラの胎の死んでいることとを認めても、その信仰は弱りませんでした。
20 彼は、不信仰によって神の約束を疑うようなことをせず、反対に、信仰がますます強くなって、神に栄光を帰し、
21 神には約束されたことを成就する力があることを堅く信じました。
22 だからこそ、それが彼の義とみなされたのです。
《参考》
アブラハムと義認(5)
*アブラハムの信仰の普遍性とは何か
パウロは、アブラハムの信仰の普遍性について語っている。
「このことは、彼が信じた神、すなわち死者を生かし、無いものを有るもののようにお呼びになる方の御前で、そうなのです」(17節)
新共同訳「死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、その御前でわたしたちの父となったのです」
(1)いつの時代でも、信仰の対象は神。
(2)私たちが信じる神は、「力ある神」。
「死者を生かし」とは、アブラハムとサラが老年になって子を産んだことを指している。
「存在していないものを呼び出して存在させる」とは、まだ生まれていない子をすでに得ているように呼んだことを指している。
(3)アブラハムは、神を信じる信仰によって、私たちの父となった。
信仰の内容は神の約束。
「彼は望みえないときに望みを抱いて信じました。それは、『あなたの子孫はこのようになる』と言われていたとおりに、彼があらゆる国の人々の父となるためでした」(18節)とある。
これは、創世記15:5を引用。
*揺るぎない信仰
アブラハムは希望に反して信じた。
「アブラハムは、およそ百歳になって、自分のからだが死んだも同然であることと、サラの胎の死んでいることとを認めても、その信仰は弱りませんでした」(19節)
人間的には、絶望的な状況だが、神の約束のゆえに、アブラハムには希望があり、疑わないで信じた。
「彼は、不信仰によって神の約束を疑うようなことをせず、反対に、信仰がますます強くなって、神に栄光を帰し、神には約束されたことを成就する力があることを堅く信じました。だからこそ、それが彼の義とみなされたのです」(20 〜 22節)
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