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出エジプト記40:34 〜 38★2022/09/04掲載分

デボーションガイド*ハーベストタイムより




【御言葉】出エジプト記40:34 〜 38


34 そのとき、雲は会見の天幕をおおい、【主】の栄光が幕屋に満ちた。

35 モーセは会見の天幕に入ることができなかった。雲がその上にとどまり、【主】の栄光が幕屋に満ちていたからである。

36 イスラエル人は、旅路にある間、いつも雲が幕屋から上ったときに旅立った。

37 雲が上らないと、上る日まで、旅立たなかった。

38 イスラエル全家の者は旅路にある間、昼は【主】の雲が幕屋の上に、夜は雲の中に火があるのを、いつも見ていたからである。



《参考》




シャカイナグローリー

*幕屋に満ちる主の栄光




【主】の臨在は、エジプト脱出以来イスラエルの民と共にあった。
幕屋完成後、【主】の臨在は幕屋に宿った。

「そのとき、雲は会見の天幕をおおい、【主】の栄光が幕屋に満ちた。モーセは会見の天幕に入ることができなかった。雲がその上にとどまり、【主】の栄光が幕屋に満ちていたからである」。


(1)神の約束通りのことが起こった。
神は、完成した幕屋を認定し、幕屋をご自身の宿りの場とされた。


(2)雲が幕屋を覆った。
出エジプト後イスラエルの民を導いた雲の柱(シャカイナグローリー)が、形を変え幕屋の上に臨在した。
これまでシナイ山を覆っていた雲が地上に下り、幕屋を覆った。


(3)【主】の栄光が幕屋に満ちた。
幕屋の中(聖所と至聖所)に満ちた超自然の輝きで人間は直視することのできない光。


(4)モーセは、幕屋に入ることができなかった。
モーセは至聖所に入り、契約の箱の位置を確認し、聖所では机、燭台、香の壇の位置を確認した。


幕屋にシャカイナグローリーが宿らなかれば、ただの天幕。
出エジプトの出来事の目的は、イスラエルの民が神を知ること。
神を体験的に知らなければ、約束の地は祝福の地にならない。



*民を導く雲


「イスラエル人は、旅路にある間、いつも雲が幕屋から上ったときに旅立った。雲が上らないと、上る日まで、旅立たなかった。イスラエル全家の者は旅路にある間、昼は【主】の雲が幕屋の上に、夜は雲の中に火があるのを、いつも見ていたからである」。


(1)雲がイスラエルの民を導いた。
昼の雲は、方向性を示し、日陰を提供。
夜の火は、方向性を示し、野獣から宿営を守った。


(2)イスラエルの民の責務は、雲を見上げ従うこと。
新約時代では、主イエスから目を離さないようにという勧めが与えられた。

「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました」(ヘブ12:2)。




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