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ローマ人への手紙1:8 〜15★2022/09/23掲載分

デボーションガイド*ハーベストタイムより




【御言葉】ローマ人への手紙1:8 〜15


8 まず第一に、あなたがたすべてのために、私はイエス・キリストによって私の神に感謝します。それは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられているからです。

9 私が御子の福音を宣べ伝えつつ霊をもって仕えている神があかししてくださることですが、私はあなたがたのことを思わぬ時はなく、

10 いつも祈りのたびごとに、神のみこころによって、何とかして、今度はついに道が開かれて、あなたがたのところに行けるようにと願っています。

11 私があなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでもあなたがたに分けて、あなたがたを強くしたいからです。

12 というよりも、あなたがたの間にいて、あなたがたと私との互いの信仰によって、ともに励ましを受けたいのです。

13 兄弟たち。ぜひ知っておいていただきたい。私はあなたがたの中でも、ほかの国の人々の中で得たと同じように、いくらかの実を得ようと思って、何度もあなたがたのところに行こうとしたのですが、今なお妨げられているのです。

14 私は、ギリシヤ人にも未開人にも、知識のある人にも知識のない人にも、返さなければならない負債を負っています。

15 ですから、私としては、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。



《参考》




ローマ教会との関係(3)

*使命の人パウロ


「私があなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでもあなたがたに分けて、あなたがたを強くしたいからです」(11節)


(1)「御霊の賜物」とは、使徒職のこと。
「御霊の賜物を分ける」とは、使徒職の行使のこと。
「強くしたい」(ステイリゾウ)とは、確立すること、建て上げること。


(2)使徒の役割は、教会の建て上げることで、教会の土台となること。
「こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です」(エペ2:19 〜20)


パウロは、ローマ教会に欠けているものが何かあると感じていた。
「あなたがたのところに行くときは、キリストの満ちあふれる祝福をもって行くことと信じています」(15:29)
また、「神は、わたしの福音すなわちイエス・キリストについての宣教によって、あなたがたを強めることがおできになります。この福音は、世々にわたって隠されていた、秘められた計画を啓示するものです」(ロマ16:25 /新共同訳)


▼「わたしの福音」という言葉。
パウロ書簡の中に3度出る(ロマ2:16、16:25、2テモ2:8)

ローマ人への手紙2:16
16.そして、これらのことは、わたしの福音によれば、神がキリスト・イエスによって人々の隠れた事がらをさばかれるその日に、明らかにされるであろう。

ローマ人への手紙16:25
25-26.願わくは、わたしの福音とイエス・キリストの宣教とにより、かつ、長き世々にわたって、隠されていたが、今やあらわされ、預言の書をとおして、永遠の神の命令に従い、信仰の従順に至らせるために、もろもろの国人に告げ知らされた奥義の啓示によって、あなたがたを力づけることのできるかた、

テモテへの第二の手紙2:8
8.ダビデの子孫として生れ、死人のうちからよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。これがわたしの福音である。

パウロが「わたしの福音」という言葉を使っている理由は、他の使徒たちにではなく、特にパウロに啓示された真理があったから。
パウロはその真理をローマの信徒たちに伝え、ローマ教会が不足している点を満たそうとした。



*謙遜な人パウロ


「というよりも、あなたがたの間にいて、あなたがたと私との互いの信仰によって、ともに励ましを受けたいのです」(12節)
パウロは、自分がローマ教会の信徒たちよりも上だという印象を与えないために、言葉を補足して彼の気持ちを伝えている。
パウロは、ローマの信徒たちの信仰や体験からも学びたいと願っていた。
クリスチャンは、互いの信仰から学び合い、励まし合うことができ、相互に仕え合うことこそ、キリストの教会の特徴。



*聖書ひとくちメモ

「特にパウロに与えられた2つの啓示」


(1)奥義
「その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです」(エペ3:6)

① 教会そのもののことではなく、ユダヤ人と異邦人がひとりの人になることが奥義。
② パウロは、その奥義を教えることで、ローマ教会の中にあったユダヤ人信者と異邦人信者の壁を取り除こうとした。


(2)位置的真理(positional truth)
「このように、あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい」(ロマ6:11)
「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」(ロマ6:23)
① パウロはテクニカルターム(専門用語)として、「あって」という前置詞を使っている。
② それには、「in Christ」、「in Jesus」、「in Jesus Christ」、「inChrist Jesus」、「in Him」、「in whom」などのバリエーションがある。
③ キリストを信じた人は、神との関係において新しい位置に置かれた。


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