見出し画像

ローマ人への手紙3:1 〜 8★2022/10/21掲載分

デボーションガイド*ハーベストタイムより




【御言葉】ローマ人への手紙3:1 〜 8


1 では、ユダヤ人のすぐれたところは、いったい何ですか。割礼にどんな益があるのですか。

2 それは、あらゆる点から見て、大いにあります。第一に、彼らは神のいろいろなおことばをゆだねられています。

3 では、いったいどうなのですか。彼らのうちに不真実な者があったら、その不真実によって、神の真実が無に帰することになるでしょうか。

4 絶対にそんなことはありません。たとい、すべての人を偽わり者としても、神は真実な方であるとすべきです。それは、「あなたが、そのみことばによって正しいとされ、さばかれるときには勝利を得られるため。」と書いてあるとおりです。

5 しかし、もし私たちの不義が神の義を明らかにするとしたら、どうなるでしょうか。人間的な言い方をしますが、怒りを下す神は不正なのでしょうか。

6 絶対にそんなことはありません。もしそうだとしたら、神はいったいどのように世をさばかれるのでしょう。

7 でも、私の偽りによって、神の真理がますます明らかにされて神の栄光となるのであれば、なぜ私がなお罪人としてさばかれるのでしょうか。

8 「善を現すために、悪をしようではないか」と言ってはいけないのでしょうか─私たちはこの点でそしられるのです。ある人たちは、それが私たちのことばだと言っていますが。─もちろんこのように論じる者どもは当然罪に定められるのです。



《参考》




ユダヤ人の特権(1)

*ユダヤ人の罪


パウロは、2:17 〜 3:8で、ユダヤ人の罪について論じ、結論を導き出した。


(1)ユダヤ人と異邦人は、共に神の裁きを受ける点で、同じ立場にいる。


(2)ユダヤ人も異邦人も、救いの方法は同じ。


(3)それでも、ユダヤ人には特権が与えられている。




*質問 ①


パウロは手紙の読者の質問を3つ想定し、それに答えている。

割礼には何の意味もないのか、という質問。
「では、ユダヤ人のすぐれたところは、いったい何ですか。割礼にどんな益があるのですか」(1節)

パウロの回答
「それは、あらゆる点から見て、大いにあります。第一に、彼らは神のいろいろなおことばをゆだねられています」


(1)パウロは、ユダヤ人には神のいろいろなおことばがゆだねられているとだけ言い、それ以上の議論いない。
このテーマは、9 〜 11章で詳細に論じられている。


(2)ユダヤ人は、神の啓示(旧約聖書)をゆだねられている。
① ユダヤ人だけが、神からの直接的な語りかけにより啓示を聞いた民。
②神のことばを文字にして書き留めた。
③ 無数の写本を制作し、後世に遺した。
④ 今でも写本が古くなると、新しい写本を制作し、それをユダヤ教の会堂に安置している。


9:4 〜 5でパウロはこう言っている。
「彼らはイスラエル人です。子とされることも、栄光も、契約も、律法を与えられることも、礼拝も、約束も彼らのものです。父祖たちも彼らのものです。またキリストも、人としては彼らから出られたのです。このキリストは万物の上にあり、とこしえにほめたたえられる神です。アーメン」。


異邦人は、ユダヤ人から多くの霊的祝福を受けている。
その大半が、いまだにイエスをメシアとして受け入れていない。
異邦人は、ユダヤ人に対して霊的負債を負っている。


#聖書 #バイブル #旧約聖書 #新約聖書 #救世主 #口語訳 #御言葉 #キリスト #イエス #心 #神 #生き方   #ありがとう   #人生   #学び #聖霊 #考え方 #Clay #ハーベストタイム #言葉 #福音 #ゴスペル   #デボーション #バイブルスタディー #まとめ #クリスチャン #みことば運動 #幸せ    #祝福がありますように 


いいなと思ったら応援しよう!