YouTubeチャンネルを売却しました
Noteお久しぶりです!
最後までステルス運用になってしまったのですが、実はインド向けにエンタメYouTubeアカウントを運用していました。
現在登録者14.3万人。0スタートから運用開始2週間で収益化ライン達成した非常に熱いチャンネルです。
インドのZ世代に特化しており、国内外の企業様とのタイアップ、IIT(インド工科大学)さんのメディアパートナーも務めさせて頂きました。
今回、こちらのチャンネルを、キャリア系のメディアを運営するスタートアップ企業様に事業売却いたしました。
_なんでステルス?
Googleのアルゴリズム上、視聴者国籍をインド一極集中させたかった為、日本人を流入させずにやっていこうという方針だったのですが、
軌道に乗り属性が安定してきたとて、公開するメリットもあまりないよね、ということで内緒にしていました。
(後は、現地のトレンドやエンタメ色に全振りしていたので、単純に友達に見られるのが恥ずかしかったので秘密にしました。笑)
なんで登録者を伸ばせたのか
1:領域選定と自分たちのブランディング
インドにゆかりのない日本人のキャスティングを通じ、「海外の人からインドはどう思われているのか?」というインド人の興味を引くリアクション系コンテンツを量産できたのが、成長を加速させたと思っています。
(ニューカマーに暖かく、他国からの見られ方を気にするインドの国民性に刺さったのだと思います。)
またポジションとして、世界のインド向けクリエイターの中でも、学生のグループがいなかった事が大きいと思います。和気藹々とした雰囲気で、インドについて勉強していく構図に多くのインド人ファンがついてくださいました。
2:ちょっと考えていた
そもそも、海外向けのエンタメコンテンツは肌感覚が掴みにくいこともあり、インド人のコンサルタントの方に入っていただいたり、視聴維持推移を細かく分析して、コンテンツを精査し続けられたのもよかったなと思います。
3:16歳でインド経験をしていたので、インドの若者エンタメ感がわかった
高校時に、休学しインドで単身留学をしていた事もあり、インド現地の学生のトレンド感がわかっていたのも強みになったと思っています。
文化/言語の壁が大きいインドでは、思わぬコンテンツの炎上リスクも潜んでおり、この感覚値は大切だなと思いました。
4 : お金がないながらも優秀な学生を採用できた
英語編集というかなりハードルの高い体制ではあったのですが、海外経験のある優秀な学生さん達を中心にクリエイティブに関わって頂いていました。
コンテンツ精査/ヒンディー語Checkは東京外大のヒンディー語学科の学生さん達がプロでした、本当に、、、
売却の理由
そもそも属人性の高いメディアで出口が想像できていなかったのが正直なところでした。ただその中で
・ニッチなインドZ世代市場
・学生グループのリアクションというエンタメ構図
の2つの価値に目を付けてくださった会社様がおり、
その中で一番若く、楽しそうで、IPとして強くなっていく未来を真剣に考えてくださる会社さんとご一緒することにしました。
0→1のフェーズが終わり、大体のチャンネルの世界観づくりが終わったタイミング。どちらかというと私自身がクリエイター気質であるため、ここから先のグロースと長く向き合っていくよりも、新しいチャレンジをしたいという思いが強くなりました。
そもそもの機会をくれ、一緒に走ってきた元メンバー、関わってくださった全インド人のみなさんに感謝でいっぱいです。
これからも頑張っていきます!!