🛍️SALE品（＝不人気商品）と完全に縁を切る５ステップ

ボンジュール🇫🇷

フランス流ECOファッション
スタイリストのドリです。

いつも読んで下さって
ありがとうございます♪

初めましての方、
これからどうぞよろしくお願いいたします。

フランスは現在、
年に２度の一大イベント：SOLDES
(ソルド＝フランスの夏冬セール)
真っ只中ですが、

日本でも、
現在サマーSALEを実施中のお店が
大半なのではないでしょうか？

本タイトル

『SALE品（＝不人気商品）と完全に縁を切る５ステップ』

を見て、
クリックしていただいたあなたは
大なり小なり

「ファッションの無駄を無くしたい」

と思っていらっしゃるかもしれませんね。

しかしながらこの時期、

店頭に並ぶお洋服はどれも
夏の日差しに映えそうな

カラフルな色味、派手目なプリントの
アイテムが目白押し...

「今夏のバカンス先にピッタリかも...」
な〜んて、

ついつい新しいトレンドが
気になってしまう時期でもありますね。

そんな誘惑の多い今こそ、

皆さまにリマインドしたいのが、
ファッション業界における

２：８の法則です。
（通称ニッパチの原理）

ビジネス分野では幅広く使われる
”パレートの法則” ですが、

こと、お洋服などアパレル商品を
取り扱うお店では

２割が売れ筋
８割が見せ筋

という暗黙のルールで
使われるのが一般的です。

実は、
お店に所狭しと置いてある商品の内、

たったの２割しか
実際売れていないんですね。

（前職では私も在庫の山を目前に、何度途方に暮れたか知れません。）

対して、８割の見せ筋とは

例えば、
オンラインではモデルさんや
インフルエンサーさん、

ブティックではマネキンが着て
ショウウィンドウに飾られるような

俗に言う
“映える” アイテムのこと。

それらを広告に使って
お客様を呼び込むわけですが、

実際、お客様が店頭で買われるのは
たった２割の売れ筋だけ。

夏冬のSALE時に
叩き売られるのは

そんな残りの見せ筋に使われた
８割ものお洋服たち。

これ、
言い換えると

定価では買われなかった
不人気商品なんですよね。

そして
定価で買われなかったという背景には、
何らかの理由があります。

映えるかもしれないけど、
他アイテムと合わせづらい
デザインだったのか、

はたまた
着心地が悪かったのか...

いろんな可能性が考えられますが、
そんなSALE品を買うということを

近い将来、
ゴミとなり得る物に

わざわざお金を払って
自宅に持ち帰ること

と考えたら、
どうでしょうか？

もちろん、
SALE前から欲しかったアイテムの

お値段が下がっていれば
ラッキー☆ですが、

路面店とオンラインショップの
プレスを担当していた立場から
言わせていただくと、

企業側は基本、
定価で需要が見込める商品は
セール対象にはしません。

そしてファッションブランドは
マーケティングに何億円も費やし、

まるで、

「これを身につけなければ
あなたは永遠にダサいまま」

と言わんばかりの広告を
そこら中にはびこらせています。
（以前はそれが私の仕事でもありました。）

と、いうことで
こちらの記事では

そんなアパレルブランドの
マーケティングに惑わされない

賢い消費者となるための
５ステップをシェアします。

そもそも、
SALE品 ＝ 不人気商品

との意識を持って、
読んでみて下さいね！

１. 購読解除とフォロー解除！

できることなら前もって、
メールの受信トレイや
SNSのフィードを整理しましょう。

夏や冬のSALEシーズンになった途端、
これ見よがしに

割引コードを振りかざしてきそうな
ブランドやインフルエンサーは
片っ端から解除していきましょう。

代わりに
サステナブルファッションの支持者、
（ドリとか😆）

笑えるミームや、
可愛い動物や赤ちゃん動画で
タイムラインを埋め尽くしましょう。

２. 昔買ったお洋服に、再び恋をしよう。

「安いから」という理由だけで
お財布を開きがちなSALE期間。

代わりに
クローゼットを開いて、
既に持っているアイテムに
再び目を向けるのはいかがでしょう？

鏡の前で着せ替え遊びをしたり、
工夫をこらして
スタイリングの楽しさを再発見したり。

すると、
あら不思議！

「あ、あのSALE品別に買わなくてもいいや」
と思うようになりますよ。

３. クリエイティブになる☆

ダメージのあるアイテムは
ゴミ箱に直行！ではなく、

地元のテーラー、
お直し屋さんを探して
修繕やリメイクに出してみましょう。

「普通に着るのは飽きてきたなぁ」
と思うお洋服は

TikTokやインスタなどで
クリエイターさんを見つけて
upサイクルをしてもらう手もあります。

ものづくりやDIYがお好きであれば
ご自身で裁縫を始められるのもいいですね♡

（インスタの #upcycle では、世界中からたくさんのアイディアがシェアされています。）

アパレル商品は本来、工夫次第で
形を変えながら長く愛していただける作品です。

SALE品をチェックする前に
あなたのクリエイティビティを
開花させてみましょう。

４. セカンドハンドを選ぶ。

古着市場は、あと５年もしない内に
ファストファッションの
２倍以上も大きなマーケットになると
言われています。

特に欧米では、
今後も中古品の購入を増やしていきたい
と考えている消費者が
７６%を超えたと調査結果が出ています。

こんな風に循環型(サーキュラー)の
消費を重視するＺ世代、
アルファ世代を意識して、

独自に顧客から
セカンドハンドを買取り、

自社サイトで中古品として
再販売するブランドも増えてきています。

中古品に抵抗のある方は
まず、お好きなブランドの
セカンドハンド売場を
覗いてみるのもいいかもしれませんね！

▲ upサイクル作品とセカンドハンドを販売しているフランスのインフルエンサー ▲

５. ブランドの透明性を調べる。

それでも買いたいアイテムがあるなら、
提供しているブランドについて
きちんとリサーチしましょう。

もしそのブランドが
製造〜販売において
完全な透明性を証明できていなければ、

エシカルな代替品を探すのが
これからの時代に求められる
消費者としてのアクションです。

お洋服の背景にあるストーリーや
製作に携わった人々に投資することで、

長期的に見ると、
あなたにとっても
より意味のあるお買物になります。

▲ 南フランス・ニースを拠点に活躍するupサイクルクリエイター ▲

以上、いまこの瞬間から
SALE品と決別出来る
５ステップをシェアしましたが、
いかがだったでしょうか？

ここで
ファッションに限らず、

あなたのライフスタイルそのものを
さらに豊かにする魔法の言葉🪄
をお届けしますね

それは、
「足るを知る者は富む。」
です。

古代中国の思想家
老子の有名な言葉ですね。

「何事に対しても、“満足する”
という意識を持つことで、

精神的に豊かになり、
幸せな気持ちで生きていける」

ということを表しています。

この理を
ファッションvictimに置き換えると、

クローゼットに今ある物を
大切に扱えない人は、

新しいお洋服を足しても
結局満たされない。

とも言えますね。

SALE品をポチろうかなぁと思ったら、
あなたが今何を持っているのか
ワードローブの棚卸しをやってみて下さい。

「あっ、こんなアイテム持ってたんだ！」
と、再発見がどんどん進み、

無駄なお買物が減ることを
お約束します🤗

今回お伝えしたハックきっかけで
ワードローブと向き合う時間が増え、

あなたのコーデのバリエーションが
一つでも多く増えますように☆

ドリ発行のニュースレター
【フランス流ECOスタイル®︎通信】では、

あなたの無駄なお買物を減らすべく、
毎回５０００字を超える内容で

熱〜く語っております。

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最後までお読み頂き
ありがとうございました。

フランス流ECOスタイル通信®︎を通して、
あなたのワードローブは既に
お宝の山✨という事に
気付いていただければ幸いです。

今日もオシャレを楽しんで下さいね♫

それではまた、 à bientôt !
Bisous, ドリ 💋