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マグロ漁船の実情

マグロ漁船というと借金で首が回らなくなった人間が債務を返済のためにむりやり乗せられるイメージがある。マグロ漁船か臓器を売るかのような。


それは男だけではなく同じような境遇の女性もそうなるという青くなる話もあるぐらいだ。

実際、自分の知人の知人からの話というと多少さし引いてい聞くべきはあるるがこんな噂もある。
ある暴走族のリーダー格の人間ですら緊感を崩せない人間関係が航海中つきまとい就寝中には包丁を抱えていた。
また商船大学出身者が就職試験に失敗して何の因果かマグロ漁船に行きつき航海中虐めを受け続け、気がおかしくなり船から海に身を投げ出そうとする。

そして、船の中では陸上とは異なり暇をつぶす手段が無いに等しくギャンブルが中心の娯楽となり、そこでも借金をつくり下船した時には給料から天引きされさらにマイナスになったとも。

しかし、現在その種のことはほとんど無いようだ。
まず、マグロ漁船の一番のポイントとなる給料だが普通の月給だという。
昭和50年代では月100万という事もあったようだが、それは漁獲量ありきの話であり、現在のような漁獲制限がある中では到底望めるものではない。

また乗船する人間は身元が保証されていなければならない。
なぜならば、遠洋漁業に出るという事は行き先は外国の領海であり、そこに入るのはパスポートが必要だからである。

あくまで参考事例になるが、新入りが懸念する荒くれ物の集団の中でもまれるのではという事に関しては、実際はチームワーク重視だということのようだ。遠洋漁業が長い漁師は航海中に人間関係のトラブルを避ける術を心得ており、仲間同士穏便に仕事が進められているようだ。
を飲まなないのも酔う事で喧嘩や転落事故が起きるのを避けるためだという。

新入りが悩まされるのは船酔いだ。食事も喉を通らないほどの苦しさのようだが、食べないことは死に直結するので固形物であれば栄養ドリンクと共に喉に流し込むことになる。
食事に出されるマグロも売り物にならないものであるため脂身が少なくマヨネーズをかけて食べる。イメージされている漁師飯とは程遠い。

個人部屋は与えられてはいるものの極めて狭く私物を置くと漫画喫茶のブース程度のスペース。船はマグロや漁業のための備品が優先的に占拠するためそうなるようだ。

こうした環境下で寝つかなければならない。機械音、振動が邪魔することもあり事現場の隣で寝ていた方がましだとのことだ。

参考
佐竹、本当はマグロ漁船に乗ってない【ヒューマンバグ大学の嘘】

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