vol.9 『発光と光源』
今回は私が初心者のころにごっちゃになっていた、発光エフェクトと光源エフェクトについてのお話です。
こちらの静画で手前のアクセサリを光らせて、その光がモデルを照らしている、というのを表現してみましょう。
発光エフェクト
発光エフェクトはAutoLuminousに代表される、モデルなどを光らせるエフェクトです。大体名前が~Luminous。 ここでいう発光は指定したオブジェクトを光らせることで、その光自体に照明効果はありません。 つまり、発光させたオブジェクトの周りを照らすことはできません。
光源エフェクト
光源エフェクトは点光源やスポットライトなど、照明効果のあるエフェクトをさします。大体名前が~Light。
光源エフェクトは照明効果が主な機能なので、基本的にそれ自体に発光機能はありません。つまり周りは照らすけど、自分は光ることができません。
たとえば懐中電灯アクセサリを使用する場合、現実はそれ一つで発光と照明機能を持ちますが、MMDでは電球を光らせるエフェクトと電球の光によって照らすためのエフェクト、それぞれのエフェクトを使用する必要があります。
ALで光るからそれが照明になるだろう、と私は数年勘違いしていました... 光源一つ足すだけで説得力が変ってくるのでぜひ、試してみてください。