心疾患と仕事 〜若いから大丈夫と朝起きられない話〜
みなさんこんにちは!
夢と希望の障害者
田嶋陽貴です。
〜若いから大丈夫と朝起きられない話〜
前回続きになります。
前回は心疾患を持った人間が仕事をするときに気にすることは”体力”だという話をしていました。
残業したり、体力が尽き始めると以下の症状が現れると言いましたね。今回はここら辺を切り口に話していきます。
このセクションにリンクを貼っておいたので、是非読んでみてください。
僕が大学4年生の時に、小児医療センターの先生に”めちゃくちゃ朝起きられない”という話をした時にその先生は「フォンタン術を受けた子は朝が弱い子が多い」とおっしゃっていました。
そういう話を聞くとなんだか安心してしまいますね”僕だけではないのだ”と。
よく悩みがなさそうでいいと言われる僕ですが、こうして人間らしい悩みも抱いたりしますww
僕の「そうなんですね」に続けて先生はこう言いいました。
「健常者の”起きられない”という感覚とフォンタンを受けた子の”起きられない”は起きられない度合いが違うかもしれない」
まぁ、これは仮説であって確定ではないため、そうとは言い切れないですが、
沢山の心疾患児を見てきた先生が言っているので、可能性はあるかもしれませんね。
ただ、これを理由に会社を休ませてくれるところはあまりないでしょう。
そんな時に冒頭のリンクを見つけました。
まぁ、朝起きられるとか起きられない自分との折り合いを
他の心疾患児(者)が付き合っているのかも聞いてみたいですね。
・若いから大丈夫
我々心疾患を持つ者にこの言葉は怖いですね。
僕の心臓は”健常者の6割から7割の心機能だと思っていてください”
医師から伝えられている言葉です。
無理のできる体ではないことはこの言葉だけで感じます。
そして僕が実際日常生活を送る上で思うこと。
それは、20歳を超えたあたりからよく感じるようになりました。
元々運動はできませんから、筋力はあまりつきません。
体の”ガタ”や疲れやすさを日頃からみている母と話しているとですね、
「聞いている限り10歳ぐらい上乗せしている状態かもしれない」との結論でした。
だから単心室患児・フォンタン術後の患者には
”若いから大丈夫”が通用しません。
これは人からではなく自分でも注意した方がいいかもしれません。
僕ができる体力づくりをする方法を今後家族や主治医と相談していきたいと思っています。
なので、仕事で”若いから”の精神が通用しないことを多くの人に知ってもらいたいですね。
この記事はアメブロにも掲載します。
それじゃぁまた〜