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まるでキャリアの宝探し。入社後の30年間を描く動画を公開!

みなさんこんにちは!三菱マテリアル採用広報編集部です。

今回は、三菱マテリアルの加工事業カンパニーが公開した最新の動画をご紹介いたします。

こちらの動画では、主人公が三菱マテリアルで送る30年間のストーリーを描いています。入社後をリアルに追体験できるような動画となっていますので、ぜひ一度ご覧ください!

「加工事業カンパニーって何?」という方もいらっしゃると思いますので、今回の動画制作プロジェクトを担当したHRBP(戦略人事)の名田さんをお呼びして、加工事業カンパニーの事業内容から動画の撮影秘話までインタビューしていきます!

<インタビュイー>
加工事業カンパニー統括管理本部総務部HRBP室
名田 豊さん

さまざまな産業における「縁の下の力持ち」


── 最初に、加工事業カンパニーの事業内容について教えてください。

グローバル市場を舞台に、主に超硬切削工具の製造と販売を手掛けています。超硬切削工具は世間一般にはあまり馴染みのない製品かと思いますが、その名の通りとても硬く、鉄や鋼といった金属を削るために使用されます。工業高校や工学部の出身者でなければ、一生目にすることがないかもしれません。

しかし、その存在自体はほとんど知られていない一方で、実は非常に世の中の役に立っているというのが、我々の製品の最大の特徴ともいえます。金属でできている部品の大半は超硬切削工具を用いて高い精度に加工していくプロセスが必要となるため、我々の存在がなければ、スマホやパソコンをはじめ、自動車や飛行機といったものまで、世の中の人々の暮らしを豊かにする製品を作ることができなくなるわけです。さまざまな産業において、必要不可欠な、縁の下の力持ちの存在であるといえます。

世界中の人たちの生活を裏からしっかりと地道に支える、まさに「人と社会と地球のために」働くことにロマンを感じる人にとっては、ピッタリの事業なのではないかと思います。

── 加工事業カンパニーにおける仕事の面白さは、どんなところにあると思われますか?

加工事業カンパニーは、国内外に多くの開発・製造・販売拠点をもつため、人事や経理などの各拠点の管理系職種も含めると、「地域×職種」でおよそ100種類近い仕事が存在します。そのため、自分に合った「キャリアの宝探し」ができることについて、面白いと感じられる人がいるかもしれません。

モノづくりを行う企業の中には、開発だけ、製造だけ、販売だけ、のように各プロセスに特化した事業形態も多くある中で、加工事業カンパニーは上流から下流までの一連のプロセスを自社で持っているため、さまざまなキャリアパスを実現することが可能になります。

つまり、転職をしなくても、グループ会社を含めた加工事業カンパニーの国内外のさまざまな拠点と職種を渡り歩くことにより、多種多様な経験を積むことができるのです。自分が本当に興味を持てる仕事、心底やりがいを感じる仕事を、じっくりと見つけ出すことができます。

色々な部署と関わり合いながら仕事をしていくことになるため、価値観も広がり、ビジネスパーソンとしても大きく成長できるのではないかと思います。

── 動画の主人公も、多くの部署で経験を積み、幅広いキャリアを描いている点が印象的でした。

世間一般の「企業紹介動画」とは異なる作品に挑戦

── 動画を制作した背景についても教えていただけますか。

社内、社外の両方に対して、もっと加工事業カンパニーの認知度、ブランドを高めたいという背景がありました。加工事業カンパニーの存在をより多くの社外の人に知っていただき、社内においては加工事業カンパニーに在籍している従業員のみなさんのリテンション、さらにはエンゲージメントの向上なども期待しています。また、三菱マテリアルの他部門の従業員のみなさんの加工事業に関する理解促進にもつなげられればと考えています。

── 動画のこだわりポイントを教えてください。

世間一般の「企業紹介動画」とはかなり異なる作品にしたい、という目標を最初に掲げました。見る人が感情移入できるようなシナリオに仕立て、「バックキャスト」と呼ばれる逆再生の手法など、最新の技術やトレンドも取り入れながら制作しました。シナリオは10回以上も書き直し、完成まで約1年かかりました。

── シナリオにもかなり力を入れて作られたんですね。名田さんご自身は、どのような思いでこのプロジェクトに取り組まれましたか。

三菱マテリアルや加工事業カンパニーを既に知っている方にも、知らない方にも、我々の事業にさらに興味を持っていただき、できれば今後我々の仲間として一緒に働いてみたいと思ってもらえるような動画にしたい、という思いが強かったです。

社内外のブランディングにつなげたいという制作背景には、従業員のご家族やご友人に「うちの会社、良い感じじゃない?」と自慢できるようにしたいという考えもありましたので、なるべく多くの方にご覧いただけると嬉しいですね。

キャリアを自分自身で描き、行動していくことの大切さ


── さて、今回のプロジェクトをリードされた名田さんは、HRBPという職種とのこと。HRBPとはどういった職種なのでしょうか。

HRBPはHuman Resource Business Partnerの略で、日本語では「戦略人事」という職種です。多くの方がイメージされるいわゆる「人事」とは少々異なり、経営目標や事業戦略の実現に向けて、さまざまな人事施策を経営陣に対して積極的に提案し、社内で実行していく職種です。

最新の世間の就業観や多様な働き方の実現、従業員本人の自律的なキャリア形成の構築などを目的に、三菱マテリアルでは2022年4月からHRBPを新設しています。

── これからの時代において、非常に意義のあるポジションですね。さて、最後に、名田さんからnoteを読んでくださった方にメッセージをお願いいたします。

動画では主人公が新入社員として入社し、定年退職直前までの一連のキャリアを描いていますが、私はこれからの時代、キャリアは「できるだけ自分自身で描き、自ら実現させるために行動に移していく」ことが重要だと思っています。

もちろん、すべての従業員の願いを叶えることは会社としては不可能ですし、そんなことをしたら組織運用が成り立たないのも事実です。でも、「どうせ叶わないから考えない」と「いつどこで叶うかはわからないけど、その時のために普段から考えておこう」では大きな違いがあります。

キャリアの入り口から出口までを想像し、自分はどういうキャリアで成長していきたいのかを常に考えて仕事をしていくことで、最後のキャリアを終えたときの納得感はきっと高くなるはずです。

しかしながら、キャリアの出口まで具体的に考えるのは難しい面もあることから、こういった動画を通して「この会社ではこういう社会人生活があるんだなぁ」「こういうキャリアパスで成長していけるんだなぁ」というイメージをなんとなく持っていただけたらと思っています。

その上で、三菱マテリアルの加工事業カンパニーが、みなさんが希望するキャリアの実現において、もっとも近い会社ということになれば、我々としても大変ありがたいことです。

日本の製造業は、近年は少し海外製に押され気味ですが、2000年以前がそうであったように、今一度その存在感を世界に向けて示していくべきだと私は思っています。製造業は、まだまだ多くの魅力がある業界です。

この動画をきっかけに、他の業界のメーカーも調べてみよう、製造業の仕事についてもっと調べてみよう、という動きが活発になってくれたらとても嬉しく思いますね。

── ありがとうございました!


以上、HRBPの名田さんのインタビューをお送りしました。加工事業カンパニーのYouTubeチャンネルもよろしくお願いします!

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