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成長につながる場づくりを目指して。採用責任者インタビュー

みなさんこんにちは!三菱マテリアル採用広報編集部です。

今回は、採用責任者安田さんのインタビューをお届けします。2024年4月入社後、採用グループに新たな風を吹かせている安田さん。インタビューでは、採用グループとして大切にしている価値観や、安田さんのキャリア観など、さまざまな観点からお話を聞きました。

<インタビュイー>
人材・組織開発室採用グループ グループ長(採用責任者)
安田 拓さん


採用活動を通して、キャリアにプラスとなる体験を届けたい

── まず最初に、三菱マテリアルが採用活動において大切にしている価値観を教えてください。

我々が一方的に採否を決める場ではなく、候補者の方に「三菱マテリアルの選考を受けて成長した」と思っていただける場を目指しています。就職・転職活動は、今まで知らなかった業界を知り、新しい自分を発見できる、絶好の機会だと考えます。気付きや発見は、成長の鍵となるものです。

選考中のコミュニケーションやインターンシップなどを通して、「キャリアをしっかりと描けるようになった」「採用面接を通して新たな自分を見つけることができた」と感じていただける場にしたいと思っています。

── 採用においてはDE&Iの観点も重要かと思いますが、採用グループとしてどのような価値観を持っているのでしょうか?

世間一般にDE&Iの考えが広がってきている中、ただその言葉に引っ張られるのではなく、三菱マテリアルにおけるDE&Iの「あり方」とは何かを社内で徹底的に議論しています。

※ DE&I=ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン。多様性(Diversity)、公平性・公正性(Equity)、包摂性(Inclusion)をあわせた概念

採用観点では、女性社員の話が聞ける座談会の実施や、外国籍留学生に向けたイベントの開催などに取り組んでいます。多様性豊かな組織を目指して、採用グループとしても歩みを進めているところです。

まず前提として、多様性なくして三菱マテリアルの次の成長はないと考えています。多様な意見を取り入れることで、「技術力の高いメーカー」にとどまらず、さらなる成長フェーズに進むことができるはずです。会社が成長するために絶対になくてはならないという価値観が、DE&Iの取り組みの原点にあります。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン | サステナビリティ | 三菱マテリアル (mmc.co.jp)

── 「働きがいの向上」という観点での取り組みを教えてください。

働く場所や働き方については、仕事の内容にはよりますが、比較的自由度が高いと思います。テレワークもそうですし、産休育休制度も揃っているので、職場復帰して働く方も多いです。

また、私自身も子どもが二人いるのですが、働き方に対して柔軟な考え方を持った組織である点は非常にありがたいですね。子どもの対応があったら一時離席して対応するなど、家庭を優先した働き方が認められています。そういった社内の雰囲気も働きやすさを後押ししているのだと感じています。

また、働き方のみならず、一人ひとりが能力を発揮するために、三菱マテリアルでは能力開発にも力を入れています。例えば、オンライン学習サービスの費用サポートや、各年代層を対象にしたキャリアデザイン研修の展開です。

このように、当社ではあらゆる機会を用意していますが、何よりも大事なのは本人のオーナーシップです。自らチャンスに飛び込み、自律的にキャリアを切り拓いていただけたらと考えています。

人事・採用の「変革」に貢献するために

── 安田さんのキャリアの歩みについて教えていただけますか?

大学卒業後、ファーストキャリアとして日系化粧品メーカーで営業・営業企画を担当しました。それから、メガバンクの法人営業、日系自動車メーカーの海外営業や経営管理、外資化粧品メーカーが買収したブランドの営業戦略や事業企画と経験を積み、ビジネスを回して利益を生み出すというビジネス推進力を身に着けていきました。

大きくキャリアが変わるのは、次のキャリアからです。ロンドン発祥の人材エージェントに転職をして、HR領域に入っていきました。人材エージェントとして化粧品業界の専門チームを立ち上げ、チームリーダー兼シニアコンサルタントとして活動。エージェントとして一社目の勤め先だった日系化粧品メーカーを担当した縁から、再入社という形で、古巣にて5年ほど経験者採用・新卒採用に携わっていました。三菱マテリアルに入社したのは2024年4月のことです。

── なぜ事業部門からHRの領域へ転身したのでしょうか?

キャリア前半での経験から、事業が成長するためには人の成長が必要不可欠だと痛感したからです。さらに、人の人生やキャリア構築に興味が強かったこともあり、HR領域へとキャリアシフトすることを決めました。

──エージェントや人事として経験を積み重ねる中、三菱マテリアルに入社した背景を教えてください。

「変革期」にあるこのタイミングで、過去の経験を活かして貢献したいと考え、入社しました。私が以前勤めていた化粧品メーカーでも、採用の観点から会社の改革を推進した経験がありました。三菱マテリアルでも、採用を変革していくフェーズにあると聞き、まさに前職の経験を活かせると考えたんです。

これまでの三菱マテリアルは先に人材を確保し、後から仕事を割り当てるメンバーシップ型雇用だったのですが、現在ではジョブ型雇用を採用しています。ジョブ型雇用は専門性を持ったキャリアを積み上げていくキャリアのあり方で、会社として各領域のプロ集団を作っていくようなイメージに近いです。

これから大きく変化する三菱マテリアルを、採用の観点からリードしていけるよう、これまでの知識経験をフル動員させていきます。

「好き」と「ありたい」を大事にしたキャリア構築

── 社内の雰囲気についてはどのように感じていますか?

人を受け入れる文化ができていると感じています。新しく入社した自分に対しても昔からいるかのように話しかけてくれるし、声をかけやすい、柔らかい雰囲気を持った方も多いです。チームメンバーを大事にするという文化が根付いている会社なので、新卒採用の方も、経験者採用の方も、安心して入社いただける環境ではないかと思います。

新しい提案に対しても「なぜそう思ったのですか?」と背景から尋ね、理解しようとしてくれます。長年勤めている社員の方からも、組織を変えていこう、自分たちの会社を良くしようとするエネルギーを感じます。

三菱マテリアルには、年齢、性別、国籍に関係なく自分の意見をどんどん主張していく、風通しのよさがあると実感しています。

── 人材業界や人事としての経験を踏まえて、安田さんはキャリア構築に対してどのような考え方を持っていますか?

経験者の方には、自身のキャリアの強みを早い段階で見出すことをおすすめしたいですね。「私は何屋です」と胸を張って答えられること、その「何屋」ができるだけ自分の好きなことであることも重要だと思っています。

経験者採用の潮流として、我々だけでなく、多くの会社でジョブ型雇用、プロ型雇用を取り入れるようになってきました。現代の働き方にフィットするのは、自身のキャリアに軸や旗をしっかりと持っている方なのではないかと思っています。

また、新卒採用においては、「好き」と「ありたい」を大事にしてほしいということを伝えたいです。

「好き」とは、心がワクワクしたり、何時間でも考えられたりするようなもの。みなさんにも、何かしらの「好き」があるかもしれません。ただ、その「好き」は、自分の知っているものの中から見つけたものなので、就職活動の中でさまざまな仕事や職種を見ると、「こんなワクワクもあるんだ!」と、新たな気付きを得られることもあると思います。自分の知らない「好き」に出会うために、なるべく多くの職種やキャリアに触れていただきたいです。

そして、共通してお伝えしたいメッセージは、「あるべき」よりも「ありたい」を大切にしてほしいということです。

「勝ち組になれるからこの会社に入るべき」「時代的に流行っているからこの業界に入るべき」という観点よりも、「人生でこれを成し遂げたい」「こういう人間でありたい」という観点を大事にすると、自分らしく幸せなキャリアを歩んでいけるのではないかと思っています。

── 最後に、三菱マテリアルのnoteを読んでくださった方にメッセージをお願いします。

noteを通して、三菱マテリアルに興味を抱いてくださったり、何か面白そうだなと感じてくださったら、是非もっと三菱マテリアルに触れてみてください。飛び込んでみてください。

みなさんのキャリアの広がりや、新しい気付きを、採用活動の中で提供できる会社であり続けたいと思っています。お会いできることを心待ちにしております。

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採用情報|三菱マテリアル株式会社 (mmc.co.jp)