経験者採用担当人事紹介_【ホソカワさん】
こんにちは!三菱マテリアル採用広報編集部です。
今回は約4年間の新卒採用担当を経て2024年6月から経験者採用を担当しているホソカワさんに色々と質問してみました。
ホソカワさんのプロフィール
こんにちは!三菱マテリアルで経験者採用を担当しているホソカワです。
シンガポール生まれ宮城県育ちで、イギリスとのダブルです。6才の頃から日本語の環境で育ったので、第一言語・アイデンティティともに日本人です。(イングランドのサッカーやラグビーがどれだけ強くても、日本代表を応援します!)
温泉、野球、株式投資、スバル車、サカナクションをこよなく愛しています。
3連休以上の休みがあれば、基本的にスバル製の愛車で山の方にある温泉宿へ出かけます。何なら金曜に有休を使って自ら3連休を創出することが多いです。お勧めは長野県にある白骨温泉、宮城・山形県境にある蔵王温泉、そして群馬県にある万座温泉です。加えて、最近は静岡県にある梅ヶ島温泉の魅力に気づき、ハマってしまいそうです。
これまでの経歴を教えてください。
大学を卒業後、2011年に新卒で三菱マテリアルへ入社。当時は加工事業の筑波製作所へ配属となり、6年ほど管理系業務に従事していました。
一言で管理系と言っても、例えば主に輸出入等のロジスティクス企画・管理、内部統制を含むCSR管理事務局、対営業のクレーム窓口、海外からいらっしゃるお客様の工場案内やミーティング参加、工場のPR動画制作など、業務は多岐に渡っていました。
その後、2017年に海外営業部へ異動となり、南米地域の予実管理やプロモーション施策、価格政策などを担当しました。
2018年半ばには総合人材サービス企業へ転職し、キャリアアドバイザーとして2年弱従事。ここでは主に機械・電気・化学といった技術的なバックグラウンドを持った方々をご支援していました。
新型コロナウィルスが流行し始めた2020年の春先。今度は「出戻り転職」なるものを果たし、古巣だった三菱マテリアルへ人事担当として戻って来ました。再入社からの4年間は新卒採用を担当し、全般的な企画から運用、チームマネジメントなどを担当。2024年6月から経験者採用に従事し、チームマネジメントの継続に加え、新たな採用スキームの導入や見直し等の企画を主に担当しています。
なぜ三菱マテリアルへ出戻ったのか?
そもそも、私がなぜ三菱マテリアルを一度去る決断をしたのかについてお話します。理由は主に2点ありました。
1点目は、私自身が人事系領域の業務に興味を抱いたからです。
学生時代はあまり深く考えていませんでしたが、仕事をするにつれ採用や社内における各種仕組みの構築に興味を抱くようになりました。当時、三菱マテリアルでは職種を変更することが難しかったため、まずは1stステップとして人材業界に足を踏み入れて新たなキャリアを形成しようと考えました。
2点目は、当時の三菱マテリアルが全般的にアナログだったからです。
仕事の進め方や生産現場など、いずれにおいてもITの取り込みが進んでいない印象でした。転職する2年ほど前に某社内プロジェクトでチャットツールの導入を提案しましたが、叶わず。このような状況に危機感を抱いていたのも転職の理由に含まれていました。
では、なぜ戻ろうと決意したのかについて。こちらも主に理由が2点あります。
1点目は、ワークライフバランスの充実でした。
人材業界へ転職し楽しく仕事をしていたものの、正直結構なハードワークの毎日でした。当時ちょうど結婚したこともあり、「これでは家庭に時間を割くことができない」、「子どもができたら面倒を見られるだろうか」といった懸念が日に日に大きくなりました。業界や会社によってそれぞれ異なる働き方や働く時間の密度があり、求められるアウトプットの粒度も異なりますが、仕事が第一優先ではなくプライベートも充実させたいとの考えを叶えられる環境がより整備されていたのは三菱マテリアルでした。
2点目に、アナログだった点が大幅に改善されたからです。
私が転職して間もなく、三菱マテリアルが本気でDX改革に乗り出しました。なんと、私が切望していたチャットツールが導入され、投資規模数百億円のMMDXプロジェクト(当社グループのDXの取り組み)も発足。生産現場でも次々とITを駆使したプロセス改善が進みました。退職前に一緒に働いていた後輩からこの情報を聞きつけ、本気度を知り、私が三菱マテリアルを去る理由が無くなったと判断しました。
ちょうど新卒採用の求人が出ていたこともあり、上記に加え「人事系のキャリアを築けるのであれば!」と思い、選考へ応募しました。
キャリアにおいて大切にしていることは?
まだ30代半ばであり、自分の思うままにキャリア形成をしてきた訳ではない(むしろ一度失敗している?)ので話せることはあまりない気がしますが(笑)、意識していることはあります。
・「お任せください」と言える武器をパッと答えられるか
これが無いと、将来不安でたまりません。すなわち、自分が会社に対してどのような価値貢献ができるのか。そして、市場価値を高められるか。私の場合、武器は採用周りだと答えられますが、逆にそれぐらいです。そのため、最低でももう2つぐらいの武器を持っておきたいところです。
・軸を意識する
ここで言う「軸」とは、仕事をしていく上で絶対に譲りたくない条件のことです。専門性を高めたりリスキリングしたりすることも大事だとは思いますが、逆に受け入れ難いことを続けるにも持続性の面で無理があると思っています。分かりやすい例だと、とにかく朝から晩まで働く代わりに給与が多いパターンと、その逆があるかと思います。私の場合、自分や家族との時間を一定持つことが出来るかどうかを大切にしています。この軸を叶えることが出来る前提の上で、ではどうやって自分の価値を高めて行けるかを考えるようにしています。
今後の目標は?
趣味としている株式投資を極めて、専業トレーダーになったのちに自分のファンドを立ち上げることです。というのは冗談で、いずれこの会社でやってみたいと思っているのは従業員のリテンションです(※リテンションとは、人材を確保し続けることです≒保持・維持)。
さまざまな理由がありますが、諸事情によってこの会社を離れて行く仲間が毎年何名かいます。これを「仕方ないね」と言ってそのまま放置せず、その原因と向き合い分析し、社員・会社双方にとって望まない離職を防げるような仕組みの構築や事象の解消に取り組んでみたい気持ちがあります。私自身、一度この会社を離れた身として貢献できることがあるのではないかと考えています。
プライベートにおいてだと、野球を始めた12歳の頃からこっそり応援し続けている横浜DeNAベイスターズの試合をちゃんと現地観戦すべくハマスタがある関内まで通うことですかね。(自宅から遠いんですよ・・)
転職を考えている方へのメッセージ
まず、転職を少しでも考え始めたら行動してみることが大切だと思っています。ここで言う行動は転職そのものである必要はありませんし、面接を受けることを指している訳でもありません。最初のステップとしては情報収集で良いのです。自分で調べてみる、転職エージェントに相談してみるなど。小さなアクションで良いので、まずは行動してみることで得られる気付きがあると思っています。
転職活動をされる際は、何を目的に転職したいのかを明確にし、それを実現できるか否かに焦点を当てて活動することが大切だと思っています。散見されるケースとして、例えば労働時間を抑えたくて転職活動を始めたものの、いつの間にか給与水準を気にするようになり、いざ好条件を出した会社に転職してみたら結局残業漬けの毎日・・・というものがあります。こうなっては元も子もありません。
また、物事が基本的にトレードオフの関係になっている点も意識したいところです。確実な方程式がある訳ではないですが、例えば給与が高ければ求められるアウトプットや労働時間の水準が高い可能性がある、プライベートな時間を優先するなら給与は低く抑えられがち、海外で働きたいのであれば居住地は安定しない可能性がある、比較的業績が安定している大手であれば業務上のステークホルダーが多くなりがち、などなど。これらさまざまな要素において、自分が優先したい働き方や条件を叶えることが出来るのか否かを冷静に判断したいところです。
選考プロセス等で直接お会いする機会は基本的に無いとは思いますが、ご縁あってご入社いただくことになった際の導入研修で顔を合わせる機会があるかと思います。その場で1人でも多くの方とお会いできることを心待ちにしています。
・・・
三菱マテリアルの採用情報にご興味がある方は、下記もぜひご覧ください。