天使にふれたよ!(「でら! GIFU you Smile~岐阜でまた会えたね~レポート)
このコロナ過のご時世、当たり前のことが当たり前でなくなり、非日常が日常となっている昨今です。
そんな中、開催された小原莉子さんの生誕祭、「でら! GIFU you Smile~岐阜でまた会えたね~」が2023年2月18日に開催されました。8888888
最初に断っておきますが、主観多めなので、偏見もございます。ご了承あせばせ。
私は鬼畜類畜生科の三十路間近のオッサンで、小原莉子さんのファンを3年ほどやったりやらなかったりを繰り返しているファンです。
いつも #小原莉子のホームパーティーの時間だよ☆☆ でしょうもない発言をして本人をドン引きさせたり、 #Riko's Orchard でやはりしょうもない発言をして、本人をドン引きさせています。てへぺろりんちょ。
さて、そんなド畜生の「でら! GIFU you Smile~岐阜でまた会えたね~」の当日の様子をどうぞ!
当日、寝不足のため体調は不調。メンタルも至って不調。総じて満身創痍。でも楽しむ気概だけはありました。
前日に岐阜グランドホテル入りしていたこともあり、いつチェックアウトして小原莉子さんのファン(通称農ぴん)にお会いしようか悩んでいて、フロントに出ると、赤い集団が目につきました。
小原莉子さんのファンで通称「赤T」と呼ばれるTシャツに身をつつんだ集団を見て、ほっこりしたと同時に、他の方から見ると、どう映っているんだろうと、ある種ニュートラルな状態で一見して、チェックアウト。大体9,800円くらいで宿泊出来ました。
開演までしばし農ぴんと談笑。オタマトーン担当の方が、カードマジックを見せたり、初めてお会いした農ぴんの方とお喋りしたり、有意義な時間を過ごしました。
体調も豆腐ぐずぐずのメンタルも、次第に回復していき、「ああ、また岐阜で小原莉子さんを祝えるのか」と感慨に耽ります。
ところで、自分は「GIG! with! you!」という企画のトリで、小原莉子さんとゲストの若井友希さんの後ろでベースを弾くという大役を務めることになっているのですが、当初、私は落選組で「今回はなしかあ」とちょっと残念に思っていました。
ですが、運営スタッフ様よりTwitterのDMにメールが届き、メールフォルダを確認すると、繰り上げで「等身大のラブソング」ベース担当になることが出来ました。
このとき、思わず「うおわああああああああ?!」と思い切り絶叫し、その日からtab譜をもらったり、DMでメンバーとやり取りをしたりしていました。
さて、話題は戻り談笑をしているとあっという間に開場時間に。
Riko's Orchard会員証を入場時に提示すると、クリアフォルダがもらえるのですが、私はすっかり忘れてしまい、「やっちまったなあ!」と内なるクールポコさんが騒ぐ次第。
しかし、そこで小原莉子さんのマネージャーさんが近づいてきて、「会員ですよね?」と仰り、コミュ障クソ陰キャの私は「はあ」とぼんやり返すと、「どうぞ」とクリアファイルを手渡してくださいました。
この時点で、ちょっと実は泣きそうでした。
また話は二転三転するのですが、私は情緒不安定オタクとして有名で、小原莉子さんの劇でめちゃくちゃ感涙しまくるクセがあり、今日もお見送りのとき絶対に泣かない!という小学生みたいな目標を立てていました。
席は最前と良好。顔見知りの農ぴんと同じ席に座り、DJ台を見ながら開演アナウンスを聞いておりました。
客寄せの曲がフェードアウトし、いよいよ第1部開幕!!
スクリーンに映像が映し出され、小原莉子さんが颯爽と登場。恰好はデニムのワンピースとヒールブーツ。
「綺麗……」
語彙力無くなったオタクが見惚れていると、聞き覚えのあるイントロが。
そう、RASの「EXPOSE "Burn-Out!!!"」のイントロが流れ出しました。
声出し解禁もあり、限界オタクも解禁。
全 力 ヘ ド バ ン 。
それから若井さんが合流し、ご本人の持ち曲である「ファンデーション」を披露されました。
セットリストは下記参照ください。
いやー、この時点でお腹いっぱいです。
そして、2人の馴れ初め年表の紹介で何故かi☆Risの早紀サマの写真が多用され、蔑ろにされる若井さん、超難問の岐阜クイズで頭を悩ませるお二方。和やかなムードが続きます。
そして、小原莉子さんを褒めるコーナー。盛りだくさんでした。
個人的に特筆すべきは、2人のハモリが金糸雀のさえずりのように聞こえた、サスケの「青いベンチ」。
情緒不安定オタク、ついに泣く。負けました。
若井さんは歌手としてご活躍しているのもあり、歌が上手いのは当然かと思いましたが、小原莉子さんの哀愁を帯びた、自身が積んだ経験や苦労が伴った、どこか陰りのある声が、本当に綺麗で、最後の転調で崩れ落ちました。いや、ホントにあのローが効いた声は天声の物だし、若井さんとの相性もよくて、またどこかで聞きたいな……と思う所存です。
あっという間に、第1部が終わりお見送りの時間。このときの内容は割愛させていただきます。
個人的な決意表明を小原莉子さんにして、新たなスタートを切れたと思ったので、良かったなあ……とフィルムを見ながら思いました。とだけ伝えさせていただきます。
しかし、感慨に浸っている時間もなく、リハです。お見送りに時間を取っていただいたので、リハ時間は少し少なめ。
だいじょぶ?
個人的に体調が万全でない(ヘドバンで頚椎が痛い)状態で、ベースを弾けるのかと思いながら、「完全感覚Dreamer」組の演奏を聞いていました。
うま過ぎて呆気に取られる。てか、動画撮りました。
絶対に事前の合わせたレベルで整合性バッチリ。チートレベルテクニックと音圧で魅了され、重責はより重くなりました。多分そのとき私の顔色はブルーベリー色だったと思います。
さて、等身大のラブソングはというと。
……コロガシからベースの音しか返ってこない。中音ほぼゼロ。
もうノリとバイブスでやるしかないなと思い、楽しむことだけを考えました。うえーい。
さて時は過ぎ、第2部開場。ハンドメイドだと思しきりこちゃん人形を買い、ボトムスにくくりつける。
そして、席で豪華絢爛なディナー。
若井さんのファンの方と談笑しながら、舌鼓を打ちました。
生ハムとマンゴーの組み合わせがたまらんですばい。
魚料理にかかっているソースが絶品。
肉柔らかくて、淡泊な味付けが美味しい。
デザートに愛が溢れている。
最高でした(超絶怒涛の小並感)。
さて、2部では年表を振り返り、クイズを解き(さらに難易度が上がっている)、褒めるコーナーで小原莉子さんは褒められ、若井さんは壁になっていました。
突然ですが、若井さんの魅力もすごく伝わってくるイベントでした。若井さんのお人柄の良さもうかがえましたし、小原莉子さんとの夫婦漫才のようなやり取りは微笑ましかったです。なにより、ファンがいい! これは声を大にして言いたいです。
皆さんお優しく、フレンドリーな方ばかりでした。感謝しております。
さて、問題の「GIG! with! you!」、「チェリー」ではオタマトーンがさく裂し、「完全感覚Dreamer」ではライブキッズとなり、お前、次演奏するのに問題あるんじゃないの? と思しき感じでした。
で、登壇。自然と緊張はせず、ニュートラルな状態で客席を見ていました。
「全部サイリウム赤だ……」
壮観でした。
そして、お二方がユニゾンでタイトルコールをして、いざ本番。
かと思いきや。
若井さん「で、どうしましょうか?」
そう、「等身大のラブソング」は入りが歌であります。事前に打ち合わせをしていないので、本番で打合せするファンと声優という図が出来上がりました。
これで完全にフラットな状態になり、肩の力も程よく抜けました。
ドラムのカウントから入り、本番。
コロガシからは相変わらずベースしか聞こえないので、中音を拾いながら弾いていました。
ああ、この瞬間が永久写真になればいいのに……と思いながら弾いていると、小原莉子さんがこちらに近づいてきて、微笑んでらっしゃいました。
一瞬手元が狂いそうになりました。マジ女神。あぶねー。微笑みの爆弾。
最後はかき鳴らしで、各々タイミングがずれ、緊張の糸が切れました。
会場の皆さんが温かく拍手して下さる中で、写真をパシャリ。仲の良い農ぴんと肩を組み、ステージを後にします。
お見送りのときは……莉子さんに圧強めで喋ったにも関わらず、満面の笑みで応えてくださいました。
総括。この日のために、実は運営さんのレギュレーションで疑問に思ったことを投げかけ、直接主催代表の方とお電話したり、DMでやり取りしたりしました。
すべて、楽しい時間を過ごせるように自分が出来ることをやった次第です。
1年ぶりに返ってきた岐阜は、程よく閑散としており、空気も温かく、人も温かく、この街にしかない何かがありました。
横のつながりも広がり、若井さんの魅力にも気が付き、発見だらけの金額なんて度外視の最上最高のイベントでした。
改めて、小原莉子さん、誕生日おめでとうございます。
来年も岐阜で待っとるよ!!!
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