OLED(有機EL)と液晶パネル(LCD)
二種類のディスプレイ
現在(2024年)、パソコンなどに使用されているディスプレイは、大きく分けて二種類があるといいます。一つは液晶パネル(LCD)、もう一つはOLED(有機EL)です。OLEDは素子そのものが発光する発光ダイオードで作られています。今年、2024年に発売されたアップルのiPhone15シリーズはこのOLEDです。私も使っていますが、パッと見た目が鮮やかで思わず「きれいだね!」と声が出るほどです。では、以前からある液晶パネル(LCD)は、もう需要がないのでしょうか?調べると、実はある特定のプロの方々にとても人気があるというのです。液晶パネル(LCD)、OLED(有機EL)それぞれの特徴、そのメリットデメリットについて書こうと思います。パソコンを選ぶ時の一つの目安となればと思います。
液晶パネル(LCD)
液晶パネル(LCD)には3種類あります。特に3. IPS (In-Plane Swirching)については、写真家やビデオグラファーの方でもカラーグレーディングなどカラーに対して繊細さ、正確さを求める方、他には水彩画や油絵などアーティストの方、医学や科学の分野など画像解析や診断を行う際にも必要とされます。
TN(Twisted Nematic):
最も古い技術で、コストが低い。
応答速度が速いが、視野角が狭く、色の再現性が低い。
VA(Vertical Alignment):
高いコントラスト比を持ち、黒の表現が優れている。
視野角はTNより広いが、応答速度はやや遅い。
IPS(In-Plane Switching):
最も新しい技術。
視野角が広く、色の再現性が高い。
応答速度はTNより遅いが、VAより速い。
有機EL(OLED)
今年入手したiPhone15Proも有機ELのディスプレイでした。画像が一段と鮮明で動画や写真の撮影も更に楽しくなりました。
1.特徴: 自発光方式で、個々のピクセルが独立して光ります。
2.メリット: 高いコントラスト比、広い視野角、速い応答速度。完全な黒の表現が可能で、高画質。
3.デメリット: コストが高く、画面の焼き付きや寿命の短さが課題
まとめ
液晶パネル(CLD)
3種類あるけれど、一番のメリットはコストパフォーマンスが良いこと、さらに寿命も長いことが挙げられます。
特に最新のIPSにおいては、特に色の再現性や視野角が重要な用途に向いているとされています。
以下、調べたところからの引用です。
有機EL(OLED)
前述の繰り返しですが、コストが高いこと、画面の焼き付きや寿命が短いことなどがありますが、高画質を求める用途や、プレミアムなデバイスにおいて利用が拡大しています。OLEDは特に、色の再現性やコントラストが重要な映画鑑賞やプロフェッショナルな映像制作、ゲームなどに適しています