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季刊『手紙』のこと、再び。
数日前に突然見知らぬ人から1本の電話があった。山梨の久保川さんと名乗ったその人は「楢崎さんのことで、、」という。その名前を聞いて、アッと思った。以前noteに季刊『手紙』について2度ほど書いた時(2022年7月20日、7月27日)に、『手紙』を出版していた編集者の楢崎汪子さんのことを知りたくて、いろいろ調べたことがある。
そこで、山梨の久保川清人さんというという方が、彼女についての小冊子を作っていることを知った。何とか連絡が取れないかと、いろいろ調べたが、わからずじまいだった。くしくも電話はその方からからだった。わたしがnoteに『手紙』のことを書いたのをどこからか知り、連絡してきたのだという。
その後送られてきた小冊子は『昭和の女傑への憧れ 編集プロデューサー・楢崎汪子の光と影』(2015年刊)というタイトルの、44ページにわたるものだった。タイトルには違和感を覚えたが、ひとりの編集者の足跡を辿り、山梨から上京しては彼女を知る著者や評論家と会い、また事務所のあったあたりをめぐる、その仕事ぶりには感嘆させられた。
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