不安・怖れ対策マニュアル(仮)(2)
これから、不安・怖れに呑まれないための、自分向け対策マニュアルの続き。
前回のはこれ。
前回のは、これから歩み出すオレに向けて手向けた。今回のは、そんな歩き出すオレを見守り保護するオレに向けて。
アイツの大丈夫は鵜呑みにするな
アイツって、イイ加減のように見えて、実はストイックなところがあるよな。
しかも、自分のことを、人並みより無理が効くと思って調子に乗ってるとこがある。
プライドも高めなもんだから、抱えて隠して、負の荷物を大きくしてドカン、をやりがちなとこあると思うよ。
アイツには、厳密な意味での自己管理はムリ。誰かが、本人が見えてないムリを、見つけてやらないと危ないんだよな。
アイツも自覚して、これからは職場の仲間との関係づくりに力入れるとか、家族とのコミュニケーション厚くするとか、自分のケアも留意するとは言ってる。
けど、よく注意して見守ってやってくれ。猪突猛進に突っ込んでいくところあるから、腹八分に制御してやってくれ。
図に乗る、調子に乗る、傲慢になるとこあるよな
お調子者で、盛り上げ上手で、ハイテンションパワー出してくる突破力あるとこ。アゲインストな風をもろともせず、信じた道を爆走する力があるところ。それはアイツの特徴であり、いいとこでもあるけど。
ただ、周りとの調和を無視して図に乗ったり、調子に乗って傲慢になったりも、しがちだよな。アイツは、周囲の黙認・サポート・応援に気付いて感謝すること、そんな周囲に対する配慮と尊重を怠らず自分の行いを調整すること、それらを怠りがち。ホンレンソウ的なのもイイ加減に済ませがちだし。
呆れられるのは好きだが、見放されるのはムリ、ってわがままな奴だ。
呆れられて、それでも独走を続けた果てに見放されるのは、自業自得だ。そうなんだが、いざ見放されたら、「もう生きていけない」とか言い出して、トコトン弱体化しちゃう面倒なヤツだから。
変人扱いされるのを好むのもほどほどにして、ちゃんと周囲と信頼尊重関係を何より大切にするように、と、ことあるごとに諭してやってくれ。何より、言葉や態度を良きものに整えてるか、謙虚な姿勢を持ち続けているか、日々注意してやってくれ。
それが、アイツが何より怖れる、孤立・孤独を防ぐことに繋がるんだし、と。
「オレは周りの応援が無くたってやるぜ」とか強気に言ってても、結局本当に応援ゼロになったら無力なんだから、勘違いしないように適宜釘をさしてやってくれ。
独りにしないでやってくれ
最後に、アイツは強がってて、強そうに見えるタイプでもあるが、特に孤独に弱くて脆いヤツだ。
独りにさせると、無気力になったり、自暴自棄になったりしかねない。本人が思っている以上に、本当は人との繋がりに飢えてて、弱いヤツだ。
だから、アイツを独りにさせないでくれ。独りにしとくと、暴走か無気力停止の両端に振れがちだから。
職場での人間関係も然り、家族との関係も然り、友人知人関係も然り、繋がりを大切に重んじるよう、いつも指導してやってくれ。
危なっかしくて心配な面もあるけど、お前が見ててくれるから、大丈夫だろう。「もう大丈夫かな」と思った頃がトラップかもしれん。辛抱強く見守ってやってくれ。
頼みます!