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移住er, 2ndシーズンスタート!
落下傘移住er生活が2年を経過したところで、丁度区切りとなる出来事があり、大いに世話にもなり彩りの源になっていた関係との決別で1stシーズンが完了した。
決別というのは、どんな経緯であっても、辛いもんだ。ただ、辛く悩ましい時も永遠には続かない。踏ん切りというものが付けば、またゼロから出直す元気も出てくる。
ということで、傷心もふんぎりがついて2ndシーズンに心構えが切り替わったので、一旦1stシーズンを総括してみよう。
居場所が欲しくて必死だった
血縁地縁無しの落下傘移住erとして、1stシーズンは居場所が欲しくて必死だった期間だと言える。必死すぎて、他者の困惑や迷惑に気付かずドスドス勢い込んで踏み込んでった面は否定できないだろう。
2年近く世話になって、とても良くしてくれた方達に、実は迷惑になってたと知った衝撃と情け無さは筆舌に尽くしがたい。
振り返ればその時々で、自分なりに相手のためを純に思ったつもりでやったことなので、後悔は無いのだが、しかし迷惑だったと分かった以上は掛け続ける訳にはいかない。寂しかろうがなんだろうが、今イマは引くことしかできない。何しろ、良かれと思って迷惑しでかす自分なのだとしたら、もうそこに居て何か足しになろうとすると余計なお節介が生じ得る訳だから。
迷惑にならない形で貢献できると思うまで、己の良かれは良かないと思って、控えながら控えめに再度探っていく他ないだろうと思う。
人様のフィールドにお邪魔することの限界
足場がない自分だけに、周りの方のフィールドで「使って下さい」と手伝いさせてもらう形で場を与えてもらってたが、そのやり方は限界があった。
仮に何かトライアル&エラー的なことを行うとしても、それはそのフィールドの主の意向に反することもある。至極当たり前のことだが、持ち前の「聞かずに勝手に判断してどんどんやっちゃう」の性質が故に、勝手をしばしばしでかしてたと思う。
聞かずにガシガシやっちゃっいゃいました系の自分は、人様のフィールドに迂闊にお邪魔して何かしてはリスクがデカいことを、改めて知った。良くも悪くも、オーナーシップ無くして動くのは危険なタイプなんだ、オレは…。
大した財もコネもない自分が、オーナーシップありきで動こうとすると目前の可動域は極めて限定的になるが、それも定め。ここからは、オーナーシップありきで、己の考えを具現化しにいくことを肝に命ぜねば。
もう少し修行しようか
仲間集めや資金集めも含めた仕掛けをするなら、共感してもらい力を貸してもらえる仲間が必要だが、まだ自分にはその器とセンサーが十分鍛えられていない気がする。
もういい歳だからと焦ることなく、もう少し器やセンサーを鍛えようか。となると、お金を払ってかボランティアかで、やはり人様のフィールドにお邪魔して奉公が必要なのだが、1stシーズンはガツガツと任される領域拡大に向けた提案が過ぎたので、2ndシーズンは求められたら惜しんで出すくらいのつもりで、出し惜しんでいこう。本当に必要なら求められるはずだから、求めも発してないのに提示するのは独りよがりな押売りになり得る。
自分が真に、必要とされるもの持ってれば、求められるだろう。求められないということは、持ってるつもりで、持ってないのだろう。じっくり持てるものを養っていく他無いんだろうと思う。
まぁ、ゼロポジに戻って出直すのは得意なので、痛みを伴った学びは刻みながらも、2ndシーズンも清々しくリスタートしていこうではないか。