ライブ感想(tacica/dear,deer)
私の好きなバンド、tacicaのライブに行ってきました。
先月のライブは配信で鑑賞したので、現地でのライブは超久々！生で見るのは去年の6月にやった3マンライブのTOMOE以来、ワンマンで言ったら去年の4月のTIMELINE for sheeptown ALASCA以来でしょうか。
今回のライブのコンセプトは公式ホームページに以下のようにありました。
“現在地から未来への展望、[timeless moment] 第二弾は
dear, deerと題し、只管これからに向き合う内容。
未だ披露出来ていない新曲を始め、新旧織り交ぜた選曲。
この瞬間を共有する全ての人へ向けた「手紙」とも取れる内容でお届けします。”
未披露曲も含めた新旧織り交ぜたセットリストにとてもワクワクしながら会場に向かいました。
初めましての会場、横浜アリーナの中に併設されているライブハウス、新横浜 NEW SIDE BEACH!!
最初は普通に気にしてなかったけど
NEW(新) SIDE(横) BEACH(浜)
ってことだと気付いた時は笑いました。
会場のHPによると着席でのキャパは200名とのことでしたが、おそらく入ってたのは80名くらいかと。程よいサイズ感の良い箱でした。
さて、前置きが長くなりました。ライブの感想に参りましょう。
はーーーーー！いや、最高かて。新旧織り交ぜたセトリになることはわかっていた。その上で、好きな曲ばっかりやってくれて終始涙目。各アルバムから好きな曲言ってって言われたら選ぶような曲ばかりで、他のアーティストだと好きな曲干されやすいタイプだから嬉しすぎておかしくなりそうだった。
そして、配信でイヤホンやスピーカーからでなく、目の前で音を鳴らされている感動。電波には乗らない音、体を震わす音圧…やっぱり格別でした。配信は配信で何度も見れたり今まで気付かなかった発見があったり良いところもありますが、現地でのライブとはやはり別物だなと思いました。
セトリは最新曲aranamiからスタート。初披露(1部はあったにしろ)とは思えない完成度。すごく良かった。そして、2曲目でnewsongである。好きぃぃぃ！中畑さんは1サビ前のスティックでカンカンカンってやつをやってくれるから本当に良いのですよね。
あとはタイルね。ライブの時は通常使わないんですが、音源に収録されているイントロ前の足音を今回は流してて、その音だけで脳内で「タイルだーーー！！」って発狂しまして。ずっと好きなんですよ。初披露の場に居合わせて初めて聴いてからずっとめちゃくちゃ好きな曲なんすよ。やってくれて嬉しかった。
あとは煌々とかハイライトとか本当に好きな曲ばっかりでずっと泣きそうになってました。tacicaは割と初期からファンなのでだいたいリリースされたタイミングで聴いてるのもあってか曲を聴くとリリース当時のことも思い出して感情がグワァってなるんですよ。
それから新曲「冒険衝動」。カッコいい曲だったな。tacicaは歌詞カード見ながらじっくり聴きたいタイプ。CDにして出すつもりと言っていたからいまからとても楽しみです。
ほぼずっと涙目で観てたライブ、本編が終わり少しホッとしてからのアンコール。新しいライブの発表があってからのラストの曲、DAN。もう歌い出しで耐えきれず泣きました。DANは本当に好きじゃ言い表せない曲。自分の人生にテーマ曲付けるならDANが良いって思うレベルで好き。
ずっとずっと感情をギュッとされてた約70分間。去年までは年間30本以上のライブに行ってて、毎週末とか3日連続とかになってて、感情が鈍ってたというかあまりにも普通になりすぎていた気がします。それがこれだけライブに行けない日々が続いて日常にあった「ライブ」というものが非日常になって、そして改めてここが【特別な場所】だったことを思い出したように思う。このライブが実施されなかった期間に失われてしまったものは計り知れないけど、それでもこの感じを取り戻せたのは良かったかなと思います。
あー、もっとこうこの感動をうまく伝えたいのに今まで
Don't think, feel
で生きてき過ぎて言葉にできない…。
まぁ、出来るようになるためのアウトプットの練習でもあるんですが。
ともあれ、長々と感想を書いてきたこちらのライブはイープラスのStreaming+にて生配信されていて、10月9日(金)までアーカイブとして視聴することが可能です。チケット自体も9日21時までなら2500円で購入可能ですので、こんな感想でも興味を持った方は是非見てみてください。