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RIZIN.42:朝倉海 vs. 元谷友貴 ・ 井上直樹 vs. フアン アーチュレッタ 

 先日のLANDMARK 5の興奮冷めやらぬ状態ですが、あっという間にRIZIN.42の時間がきました。
代々木に続き、有明と好立地です。
こちらも現地参戦可能でしたが、GW休み終盤のため躊躇してしまいました、、、
GW休み初日から風邪でダウンしていたため、選択は間違いではありませんでした。
本大会は判定で討論は巻き起こらないような内容だったのではないでしょうか。
カーライル選手が試合後インタビューでジャッジ批判をしておりましたが、RIZINルールでは議論の余地はないように感じました。
また、副音声では堀口選手等が解説を行っており、U-NEXT様様です。

第13試合/朝倉海 vs. 元谷友貴

 今回の試合で一番の注目は間違いなく、海選手の復帰戦。
兄の未来選手もですが、やはり絶大な人気を誇っております。
事前の試合予想では元谷選手勝利の方も多く、少し心配しておりました。
以前は堀口選手1や佐々木選手のように一瞬で終わる試合も多かったのですが、直近では判定までいっていましたからね。
個人的には、元谷選手が勝った方が報われて嬉しいのですが、今後の興業としては海選手が勝った方が組みやすそうです。

 1Rは海選手の飛び膝等が空を切るが大きな動きはなし。
元谷選手は、やはり組みに行く展開。
2Rも元谷選手は、グラウンドに持ち込みますが海選手は立つのが早い。
そして、一瞬元谷選手をぐらつかせダウンを取ったかと思いました。
ただ、組まれている時間が長いため、判定だと甲乙つけがたい印象でした。
3Rも元谷選手は組み付き、ただ海選手が膝で効かせて明らかに嫌な顔をする元谷選手。
それを逃さず、金原選手ばりの指差しで追い詰める海選手。
パンチで詰めるかと思ったところにカウンターのテンカオ。
これで元谷選手が崩れ落ちました。
テンカオは未来選手が得意なイメージでしたが、海選手がフィニッシュに使用しましたね。
しかし、今回みせた事によって、次回アーチュレッタ選手は対策してきそうです。
また、元谷選手にも組み付かれて時間を要していたため、アーチュレッタ選手だと組みは厳しそうです。
ただし、RIZINルールだとダメージを一番重視するため、漬けられてからの最終ラウンドでダウンを取って勝ち切る可能性はありそうです。

第12試合/井上直樹 vs. フアン・アーチュレッタ

 MMA好きのメインではないでしょうか。
この試合で井上選手の真価が問われると思っておりました。
扇久保選手の試合があるため、どうしてもグラップリングで負ける印象がありました。

 1Rは終始井上選手がコントロールしていたように感じました。
終盤のジャブが強めでのけぞってましたが井上選手有利に感じました。
2Rは勢いでスリップしたようにも感じましたが、井上選手がダウンしてしまいました。
その後のパンチでも効いているため、ダメージを取られた可能性はあります。
グラップリングもアーチュレッタ選手の持ち味がでており、井上選手が押されている印象でした。
あと、堀口選手が解説してましたが、避けるだけだと良くないというのは納得しました。
あれだと、アグレッシブネスがアーチュレッタ選手に付きやすい印象になります。
確かセルジオ・ペティス選手はアーチュレッタ選手の打撃に最後カウンターを入れていましたね。
判定になった場合、このような部分も影響するのかと気付かされました。
3Rは圧倒的にアーチュレッタ選手でした。
最後は肩固めでニアフィニッシュも取ってそうでした。
ペティス VS. アーチュレッタ Bellator 258

初見の印象ではフルマークでアーチュレッタ選手の印象でした。
ただ、見直すと1Rがあるため、スプリットもしくは井上選手の可能性もあるように感じました。
2Rをダウン=ダメージとして取っているかによりそうです。
フルマーク判定なので、井上選手のリアネイキッドチョークはニアフィニッシュとみられてないのでしょう。
扇久保選手は井上選手の勝ちにみえたようです。
扇久保選手の試合感想動画

第11試合/ホベルト・サトシ・ソウザ vs. スパイク・カーライル

 個人的には、Bellator対抗戦の続きでした。
カーライル選手はUFCにも出ており、強豪なはずですがイマイチ強さが伝わらない印象です。
これは武田選手との試合で組み負けていた印象が強いからかもしれません。
ライト級に上げたばかりのマッキーに苦戦していたのも印象にあるのかもしれませんが、マッキー選手はサトシ選手との試合でライト級でも強いので判断しにくいです。

 1R、2Rはサトシ選手のステージでした。
危なげなく、いつものように寝技を披露していました。
カーライル選手はディフェンスに全力を注いでおり、攻撃はできていなかった印象です。
ただ、上になっている時間はあったため、そこをコントロール時間とみていたのかもしれません。
3Rはサトシ選手は休んでましたね。
試合後インタビューでも語ってましたが、マッキー戦と違い、1R・2R取っていたため、攻めなかったようです。
自身で引き込みを行っており、見せ場は1度だけだったので良くなかった印象です。
カーライル選手陣営が勝ったと思ったのもわからなくはないと思いました。
ただ、RIZINルールだと下だと攻めていればアグレッシブネスやジェネラルシップを付けるため、サトシ選手が勝ったように感じました。
スタッツを重視する海外、雰囲気を重視するRIZIN、どちらがいいのかはわかりませんが観客を楽しませるという趣旨だとRIZINに軍配が上がりそうです。

第9試合/三浦孝太 vs. YA-MAN

 イメージなので、本試合が一番やるまでわからなかった印象です。
ただ、実際はYA-MAN選手の圧勝でしたね。
やはり、練習でなく試合経験が勝った感じです。
両者とも、次回の対戦相手が気になります。

第8試合/ジョン・ドッドソン vs. 竿本樹生

 竿本選手は派手な試合のイメージはないのですが、14連勝は驚愕です。
去年の8月から会社員になり、練習も週一とドミネーター選手のようになったようです。
海外はわかりませんが、何か切なく感じます。
家庭が出来ると仕方ないとは思いますが、会社勤めしなくても生計が成り立つ環境になればと思います。
ハードなトレーニングに怪我、減量等の過酷な状況を生きているので業界が発展すればと願います。
私が出来る事はPPVを購入する事ぐらいです。

第7試合/芦田崇宏 vs. 摩嶋一整

 芦田選手は報われて欲しいのですが、摩嶋選手が強かったです。
ヴァンフルーチョークはレフェリーも気づいてなさそうでした。
摩嶋選手はRIZIN初勝利おめでとうございます。

第6試合/佐々木憂流迦 vs. ボイド・アレン

 佐々木選手はYouTubeチャンネルが面白く、雰囲気が格好いいので好きな選手です。
今回はフェザー級初勝利は嬉しかったのですが、良い内容ではなかったかもしれません。
これからもRIZINで活躍して欲しく願います。

第4試合/伊藤裕樹 vs. 山本アーセン

 青木選手からネタキャラ化しているアーセン選手。
打ち合うファイトスタイルでなく、特化したグラップリングで勝負した事で完勝でしたね。
フライ級は強い選手が増えすぎて、今後盛り上がりそうです。


バンタム級のタイトルマッチは7月と早いので両選手の怪我が心配です。
Bellatorのスケジュールもあるので詰めてるのでしょうか。
それともRIZINがパッキャオを発表するからなのか。
今後もRIZINは盛り上がっていきそうです。

本日はUFCでセフード VS. スターリング、バーンズの戦いがあります。
UFCの場合、期間制限はありますが本当にU-NEXT様様です。