昨日の話の続きの話
昨日は古文の授業の要否について私の考えを書いたわけですけども、今日改めて考えて、もう一つセットで授業した方がいいんじゃないかなと思ったものがあるのでその話をば。
私が考えるもう1セット、それは『世界史』と『宗教学』
つか、世界史ってほぼ宗教史なんすよ、特に中世までは。近・現代でも深く絡まっていて、それが今のイスラエル・パレスチナの状態に通じるわけね。
つまり現在進行形で必要な知識な訳だ。
前にドイツで1年ほど小学生をやっていた時、週に1コマ『宗教』の時間があったんですよ。
同じクリスチャンでもカトリック派の子達と、プロテスタント派(ドイツは圧倒的にプロテスタント派が多い)の子達とで別教室で、宗教史とか教義とかやってたんだと思う。(あくまで内容については推察ですが。ドイツ語わからなかったので)
まぁ、そのくらい他の国では宗教って身近なものなわけさ。それぞれのパーソナルな部分にも関わってくるような内容なわけ。
だから、それぞれの宗教・教義に対して正しい知識をもっていれば、変な新興宗教にドップリなんてことには、あんまりならないんじゃないかな。(多分だけど)
ま、何に縋るかは人それぞれなので、ここで宗教論を論じるつもりはない。
で、脱線しましたが、日本て不思議な国で、色々なところの宗教のつまみ食いというかミックスというか、その状況でなお大半の人が『無宗教』と自認する、かなり特殊な国なのね。
だからこそ、世界各地の宗教を俯瞰で見られるはずなんだけど…ね。学校ではほとんどそのことに触れない。なんかタブーでもあるんでしょうかね?
もうちょっと、そこのところ、せめて世界史の一部としてでも良いから、それぞれの宗教の教義含め、しっかり学校の授業で触れられれば良いのにね。
そしたら、今のアメリカのダブルスタンダード具合とか、イスラエル・パレスチナ両陣の考えとか、ニュースや新聞、WEBからも見えてくるものは多いと思うよ。
ちなみにオバチャンは高校の授業で世界史A(受験に使わない世界史)を選択した結果、先生の趣味で(多分)1年みっちり世界史という名の宗教史をやったので、今になって超役に立っています。イスラムのコーラン(聖書)の現物見せてもらったり、3宗教の聖地が被っている理由だったり、色々教えてもらいました。
あの時の先生(名前忘れた)、ありがとう。
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