カイロンとMC スクエア
カイロン 7ハウス MC 10ハウス スクエア
ホロスコープに同じ配置を持つ方は参考になるかも?
「表現とまなざしのジレンマ」
「哀愁のアイドル」というタイトルが浮かびました。
私自身、絵画制作を長年してきたので、画家、書家視点で描くホロスコープのリーディングになります。
ちなみに先に書くと、私の好きな画家のひとりでもあるロートレックもカイロンMCオポジョン持ちです。
フリーダカーロはカイロンとアセンダントがオポジョン、MCとカイロンがオーブは5度くらいありますがスクエアです。
漠然とした物足りなさ 心の傷を癒すために書く記事です。
この問題と向き合うとソード3が浮かぶのですが、外的要因だったり、自分の手が届かないことが原因で、抽象的な傷としても思い浮かびます。
「Code.no 128 獅子座8度 ボルシェビキプロパカンダを広める人」
私のチャートにあるカイロンのサビアンシンボルです。
https://sutakuro.com/2016/08/sisi128/
「Code no.217 蠍座7度 深海潜水夫」
同じくMCのサビアンシンボルです。
https://sutakuro.com/2016/01/sasori217/
カイロンはホロスコープに置いてヒーラーや癒しの象意を持ちますが、傷という意味も隠されています。MCは目指すべき人生のゴールと言われています。
カイロンのある7ハウスは契約、結婚、パートナーシップの意味があります。MCのある10ハウスは社会、達成、肩書、仕事などを表します。
カイロンがスクエアでMCを刺激するのは、
社会の中において自己のプロフェッショナルなイメージが打ち砕かれたり、なかなか認めてもらえないという葛藤やジレンマがあるように思います。自己表現をすると皮肉にも自分の意図とは違う目で人に見られることは多々あります。自己を打ち出すことは自分の傷や葛藤を常に受け入れていくという展開が見えます。
自分自身やってきたことや作品の技量に関しては認められる気持ちもある反面、一生満足感は得られないものだと感じています。
自己イメージが低かったり、何も生みだせていないような気分にも多々陥りやすいです。
つまりそういった感情を抱くということは、自分がその分野において本来は目立つ立場にあるということや、その道を目指していたりするという事と繋がっています。また他者のために力を発揮したりするときのエネルギーはすさまじいです。
傷つくということが全くないということは、その分野に興味がない、挑戦していないという事です。自分が通ってきた道に葛藤や苦労があるからこそ、他社から共感を得られたり、サポートしたりできるということにも繋がります。
また、7ハウスのカイロンなので、自分自身がパートナーシップに置いて何度も葛藤したり悩むという意味もあると思います。
フリーダカーロも実力のある画家ですが、パートナーの問題には悩まされていたような描写を映画で多々目にしました。
7ハウスにカイロンがあるということは、自立を目指して、自分自身の才能を活かしたり、人は誰しもが一人だということを理解し瞑想し、自分の課題に取り組む勇気の必要性もある配置であると思います。
パートナーシップに置いても、馬鹿正直を求めても難しくなるばかりなので、恐れや悪い部分に焦点をあてるだけでなく、自分にとってのメリットや楽しさなどを考え、いい部分に目を向けることも必要になります。
芸術家は度々孤独と向き合いますが、その際にパートナーシップも課題になりやすいですよね。自分の芸術か家庭か?どっちが好きなの?迫られること、迫ることも多々あることと思います。
時には優しい嘘をつく事、理想を大事にすること、孤独に浸って自分を痛めつけてしまわずに、うまく甘える事などが心の健康を保つためにも大事になっていきます。
また、私のネイタルチャートのカイロンは太陽とセクスタイルです。
太陽のサビアンはてんびん座7度の「ひよこを鷹から守る女性」です。カイロンと関わるので他者の痛みを理解し、それを治癒し癒し、指導することに興味が湧きます。共感力が高く自分と相手を自己同一化するくらいの理解力を示し時には依存も生み出す可能性は、海王星アセンダントのコンジャンクションからも読み取れるので、自分の時間を大事にするためにもそこのハードアスペクトには気を付けないといけない点であります。
私自身はアセンで海王星がコンジャンクションしており火星がスクエアで厄介な配置をとっています。自分が思うより安心安全を意識して、守りを固くし、自分のハードルや理想を自分で思うよりも下げつつ、地道でコツコツとして努力や制作ができるようにしようと思いました。
エネルギーの緩急が極端で誰にも理解されないように思っています。涙
アセンダントと他の惑星のアスペクトについてまた書こうと思いました。
では~